世界の沿岸警備隊&国境警備隊 総合スレ5

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194名無し三等兵
アフリカ・ソマリア沖の海賊対策で、海上自衛隊が日本関係船を護衛する「警護要領」の概要が27日、明らかになった。
浜田防衛相は28日に、海自に正式な準備指示を出す。
海自は自衛隊法82条の海上警備行動に基づき、護衛艦2隻を派遣、各護衛艦にはSH60K哨戒ヘリ2機と、
海賊に襲撃された場合に特別警備隊が使う小型高速艇2艇を積み込む。

海賊が頻発するアデン湾では、事前に東西2か所に日本関係船の集結地点を決め、日本船主協会から国土交通省
を通じて防衛省に警護要請のあった船舶を、護衛艦2隻が随伴しながら船団護衛する。

具体的には、商船を約1カイリ(約1・8キロ)間隔で1列の単縦陣で航行させ、船団の前方を護衛艦1隻が先導し、
別の1隻が斜め後方から警戒監視する。15〜20ノット(時速約28〜37キロ)と比較的速度が速い船や、
船舷が高い自動車運搬船は、過去に海賊から襲われたケースはなく、船団の前方を航行させるという。

また、日本船団の周囲に外国船が航行し、海賊の襲撃で救難信号が発せられた場合は、護衛艦からヘリを発進させ、
周辺海域にいる他国海軍に通報することを検討している。