【中】J10や87式や99式等について語る【国】★5

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290名無し三等兵
China's naval surveillance capabilities
ttp://www.upiasia.com/Security/2009/02/27/chinas_naval_surveillance_capabilities/4610/
今月号の「漢和防務評論」誌にも掲載されたソマリア沖派遣艦隊の
052C型駆逐艦の役割に関する論考。筆者のアンドレイ・チャン氏は
「漢和」主筆の平可夫氏のペンネームの1つ。

・反海賊作戦は、中国海軍にインド洋に展開して、永続的に部隊を配置する良い口実を与えた。アデン湾での対海賊作戦は長期の作戦になるであろう。
そのため中国海軍は新しい派遣艦隊(たぶん「南海艦隊インド洋小艦隊」
のような)を設立する可能性が高い。そして中国海軍はインド洋の新しい
オーナーになるだろう。

最近、中国軍の出版物で「インド洋はインドの所有物では無い」との見
解を示す多くの論文が掲載された。これらの記事の意図は明白である。

対海賊作戦を遂行している間に、中国海軍の艦艇は概要での空母機動部
隊建設のための長期間の洋上戦闘活動の経験を積むであろう。海軍は将
来、似た様な作戦に054A型などの艦艇を派遣するかもしれない。

中国は、アデン湾に艦艇を派遣する事におけるキーとなる軍事的目的を
有している。「中華神盾」052C型駆逐艦は、中国最先端のレーダー探知
能力とC4IRS能力を有しており、この海域で効果的な戦場監視訓練を実施
できる。アデン湾は、中国海軍が米第五艦隊の活動を監視する最良の地理
的環境を提供する。
291名無し三等兵:2009/03/01(日) 21:25:20 ID:???
052C型の強力な探知能力は、アクティブ・フェイズド・アレイ・レーダー
「Sea Lion(アシカ)」に依存する。シーライオンの開発に当たって、中
国はウクライナのKvant設計局から幾つかのサブシステムと技術面に関す
る指導を受けた。ウクライナの兵器輸出機構の信頼筋によると、中国は、
シーライオンレーダーシステム、特に電子回路について自己流に再設計・
再構成したとのこと。052C型のアンテナカバーにある大型の冷却装置は
パッシブ式からアクティブ式へ改造した技術的進歩の表れである。中国
のシステムはウクライナで設計された冷却カバーを使用する。これは規
則的に並んだ小型の乾燥剤でアンテナを冷却する。

052C型のレーダーシステムの詳細については一切公表された事がない。
西側の観測筋では一般にロシアと中国の「イージス駆逐艦」情報処理シ
ステムはアメリカのイージス艦にかなり劣っていると見ており、中国の
造船技師のトップも同じようなコメントをしている。

中国のシーライオンシステムの寸法は、その能力について若干の手が
かりを与える。このレーダーは、対空や対水上目標の捜索・追尾・照
準処理を同時に行う。100以上の目標を捜索し、そのうち50目標を追尾
できる。探知距離は、戦闘機大の目標の場合500〜550km。ロシアと日
本のフェイズド・アレイ・レーダーの設計要求を参考にすると、10%
のレーダー端子が失われても機能を維持できるとのこと。

中国は、この先進的なレーダーシステムを搭載した艦を052C型2隻しか
建造していない。その目的は、将来中国空母にこのレーダーを装備する
ための有効性の確認試験にある。

アデン湾で使用されている052C型のレーダーシステムは、中国海軍が
イエメン、オマーン、ホルムズ海峡の大部分の領空を監視する事を可
能としている。この海域は、サウジから石油を輸送するタンカーの多く
が航行し、アメリカ第五艦隊、アメリカ中央軍令部、サウジアラビア空
軍など、全て中華神盾レーダーシステムの監視下に収める事が可能と
なる。
292名無し三等兵:2009/03/01(日) 21:25:40 ID:???
もちろん、出港から航行した領海で中華神盾は各国空軍の活動や音声情
報シグナルをモニターし探知したかもしれない。これらの国々の多くは
中国との領土・領海の係争問題を抱えている。

さらに、052B、052Cは中国で最良の電子情報収集・電子対策システムの
設備を備えている。そのアンテナはイスラエルの電子情報収集・支援シ
ステムに似ていりゅ。これらのシステムは、効果的に米第五艦隊のレー
ダーシグナルを検出・獲得しデータを記録する事が出来る。当然、この
装置は、航行ルートの各国艦艇のレーダーシグナルと周波数をモニタ
ーする事が出来る。052c型はNRJ6A ESM/ESMシステムを装備している。あ
る軍の情報提供者によると、この精密電子システムはイスラエルから輸
入したものだとの事。

どのような海軍の編成においても、強力な水中探知能力、対潜攻撃能力
、効果的な三次元での作戦能力が不可欠である。最良の対潜手段は潜水艦
自身による対潜作戦である。したがって、新しい世代の093型攻撃原潜
や他の通常動力潜が、アデン湾での中国海軍の対海賊作戦において、水中
警戒の役割を果たしているんでは無いかという可能性を除外する事はで
きない。

「反海賊」作戦の背後には、有力国の海軍同士の新しい「辺境における
国家利益」の確立を目指す競争が存在する。