軍板住人ならこんなの簡単だよな 第2戦術教官室

このエントリーをはてなブックマークに追加
605名無し三等兵
包囲は正面から拘束する点はおそらくどのような定義でも含まれるとしても、
他の戦術機動、例えば延翼や敵後方への打撃との区別が難しいです。

敵後方への打撃というのは敵後方の砲兵や司令部に対する空挺、空中強襲などが
ありえます。また、火力の指向を機動して敵退路を遮断、或いは撹乱することは部隊を
機動して占領する、或いは直射火力を指向できる陣地を占領して通路を扼するのと
どう異なるのか。

そして、後方を脅かされるというのは敵指揮官の心中において生じる危惧、危機感として
現れ、決心を揺るがし決断を左右させうる存在ですから情報支配や心理戦も含めると
物理的に部隊を敵後方へ進出させることをのみを定義としてよいのでしょうか。

また編制で三単位なのか四単位なのかという点が人によって異なると思います。
暗黙のうちに考えている持ち駒が違うと定義も異なってくるのではないでしょうか。
手駒の数が多い場合、予備に廻せる駒の数が増えて、その帰結として包囲や迂回などの機動
を賞用する傾向が生まれるのではと思います。