◆ CCIP爆撃モード
・CCIP(Continuously Computed Impact Point)爆撃法では、レーダーが機首
前方の地上を照射して測定した直線距離、機体と大気の様相などをFCCが
計算して、現在投下する爆弾がどこへ着弾するかを刻々に算定し、その位
置をCCIPピッパというシンボルでHUDに表示します。
(英文マニュアル5−17ページ、 Fig20-1図を参照してください)
・パイロットが目標にこの位置シンボルを重ねて、ピックル ボタンを押せば、
爆弾が手動投下されます。
ヒント : FALCON40でのピックルボタンは、[スペースキー]です。
◆ CCIPのHUDシンボル
■CCIPピッパ
CCIPピッパは、現在投下された爆弾が、着弾するとFCCが計算した位置に
オーバラップして表示される円形シンボルです。
■Bomb Fall Line
Bomb Fall Lineは、CCRPとは少し異なった意味と動きをします。
CCIPモードのBomb Fall LineはFPMとCCIPピッパを結ぶ線分として表示さ
れます。この線分は、現在投下された爆弾が空中を落下する経路を示すもの
です。
Bomb Fall Lineは、爆弾の落下経路を直接示すものですから、機体がバンク
をとると斜めに表示される状態となり、CCRPのそれとは、根本的に異なった
表示となります。
Falcon40バーチャルファイターパイロット養成講座
第3部 F-16ウエポン(空対地)のトレーニング
Trainig.20(非誘導型爆弾の攻撃(CCIP))の飛行ブリーフィングより
http://tama77.com/fs/f16/f16dex.html