化石燃料枯渇後の軍事体系を予想するスレッド4

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499名無し三等兵
「黄鉄鉱利用、高効率な薄膜太陽電池」が全身を覆う電気自動車
http://wiredvision.jp/news/200903/2009031623.html

スウェーデンにあるスーパーカー・メーカーKoenigsegg Automotive社は、『ジュネーブ・モーターショー』で
ソーラー電気自動車のコンセプト・カー『Quant』を披露した。同社によれば、量産モデルでは、20分足らずの
充電時間で約483キロメートルの航続距離を実現するという。

このとてつもない高性能の秘密は、黄鉄鉱だ。

黄鉄鉱(その色調で黄金に間違われることがあり、「愚者の黄金」とも呼ばれる)は驚異的な光起電性を持つが、
この性質が商業利用可能なソーラー技術として開発されるようになったのはごく最近のことだ。

黄鉄鉱の研究で業界をリードするのはNLV Solar社というスウェーデンの会社で、同社がKoenigsegg社と提携して
Quantの開発に当たっている。

NLV社によれば、同社の太陽電池『Pyradian』は非常に効率がよく、変換効率の最大値は現在の世界記録を
8.9%上回る50%に達する見通しだという。[「世界記録」とされているのは、ドイツの研究機関Fraunhofer
Institute for Solar Energy Systems(Fraunhofer ISE)が2009年1月20日に発表した41.1%]

また、このPyradian電池は薄膜としてあらゆる物の表面に装着できるため、ただでさえ空気力学的に優れた
Quantを、巨大な動く太陽電池パネルに変えることができる。

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電気自動車の技術開発競争も続いております。
てかこの技術があれば、完全に電気自動車も十分な実用の範囲におさまりそう。
問題は雨天・夜間の能力ではあるが、プラグイン・ハイブリッドとの相性はすげー良さそう。
500名無し三等兵:2009/03/24(火) 23:51:04 ID:???
500
501名無し三等兵:2009/03/25(水) 01:11:10 ID:???
>>499
限りなくうさんくせーw

41.1 % というのは多層の太陽電池で、なぜ多層になっているかと言うと、
一つの層だけでは利用できる光の波長が限られているから。
この利用できる波長は各々の物質によって決まっていて、結構狭い。
そこで数種類の接合を作って利用する波長をずらすと効率が上がる。

硫化鉄利用と言うが、単一の層、
しかもコーティングでそこまで効率を上げられるとは思えん。
また硫化鉄はかなり酸化しやすい物質で、
多少の表面処理じゃ簡単に駄目になってしまう。

何より 20 分で 483 キロ走るというのがw
100 % 光をエネルギーにできたとしても、
車の表面積から言って、それじゃ原付のエンジンくらいにしかならん。

太陽電池はただの飾りで、大容量のバッテリーを積んで
一般の電源から休息充電するというなら無くもないが
502名無し三等兵:2009/03/25(水) 07:50:44 ID:???
>>501
急速充電込みの話じゃないかなとは思う。さすがに太陽電池だけでは
ここまでの航続距離とかは出せないだろうし、太陽電池だけじゃ
丸一日充電できたところでおそらく航続距離を伸ばす効果は20kmも
ないだろうとは思う。

ただ電気自動車と太陽電池の相性で一番良いところは、太陽電池を使うことで
車が受ける太陽光が太陽熱に変わらずに電気エネルギーに転化されることで、
これによって車体の内部の熱が下がるから、冷房効率があがってクーラーの
消費電力を節約でき、それによって電気自動車の航続距離を伸ばせるところに
あると個人的には考えている。そういう意味で、電気自動車に適用できる
太陽電池技術っていうのは個人的にかなり注目してる。まあもちろん、バッテリー
技術の進歩とかとセットで考えないといけないことということでは同意だけど。