U.S. Seeks New Afghan Supply Routes, Even in Iran
By THOM SHANKER and ELISABETH BUMILLER
Published: March 11, 2009
WASHINGTON
http://www.nytimes.com/2009/03/12/washington/12military.html 米国、パキスタンのカイバル峠、およびロシアを経由する陸送に替わるアフガン輸送ルートを模索
・国防総省筋や軍筋によるとNATO同盟諸国がイラン経由のルートを使うことも検討
ただし、米国自身はイランルートを使わずと念押しし、クリントン国務長官がアフガン周辺国
の会議にイランの参加を求めたとはいえ、陸送は含まれないとしている
・イラン陸送はアラビア海のChabahar港から陸路でアフガン西部にインドが完成された道路を
使うもの。NATOと国防総省の計画担当が調査している。
・イランと関係あるNATO各国が補給路で交渉する可能性を排しないことをNATO最高司令官
クラドック大将は2月にAP通信の取材で語っている
米国防総省のMorell報道官によるとキルギス当局はマナス基地存続のために米側が交渉者を
訪問させることに同意したとのこと 使用料の積み増しが焦点とされる。米空軍は撤退に備え、
同基地の空中輸送機のペルシャ湾岸移転計画の策定を進めている
・バクーがマナスの代替候補として浮上している
米軍は今週、アゼルバイジャンのバクーで同国及びグルジアの交通当局および民間と
会議を開いた(米側出席は欧州軍、輸送軍、国防補給庁(Defense Logistics Agency)
・両国を通過するルートは、黒海→グルジアのポチ港→陸路→カスピ海バクー
→対岸のカザフスタンAktau→陸送でウズベキスタン→アフガニスタン
或いはAktauの代わりにトルクメニスタンのTurkmenbashi→陸送でアフガニスタン
・トルクメニスタンとの交渉も行われている
・過去2週間にこのルート(トルコ、グルジア、アゼルバイジャン)でコンテナ貨物を輸送する試み
が行われた