>>46 そうか、もう冬休みか。年賀状書かないとな。
>>41の続き
MO作戦は、5月1日前後から各部隊がラバウル・トラックを出撃し、作戦発動と
なりますが、その前に4月中旬から第五空襲部隊による攻略準備航空戦が実施
されます。
前スレ
>>676で少し紹介しました「第五空襲部隊」についてふれておきます。
これは、第十一航空艦隊(塚原二四三中将)の第二十五航空戦隊(台南空・
四空・横濱空)に元山空(第二十二航空戦隊)を加えた部隊です。
[第五空襲部隊]指揮官:山田定義少将(第二十五航空戦隊司令官)
第一部隊(台南空)零戦45
第二部隊(四空)一式陸攻36
第三部隊(元山空)九六陸攻45
第四部隊(横濱空)九七大艇12
>>48の続き
中でも台南空は、笹井醇一中尉や坂井三郎一飛曹等、綺羅星の如きエースたち
を揃えた、誉れも高き「ラバウル航空隊」です(実際はラエ配備でしたが)
連日、オーエン・スタンレー山脈を越えて、300kmを隔てたポートモレスビー空襲に
出撃。詳細は『大空のサムライ』他をどうぞ。
坂井氏が、西沢広義一飛曹・太田敏夫二飛曹と共に、セブンマイルズ飛行場上空
にて「編隊宙返り」を披露したのも、この頃の話。
元山空はマレー沖海戦の殊勲部隊、
濱空はツラギに進出予定の大艇部隊です。
およそ2週間に渡る攻撃の結果、敵機102機を撃墜破するも、我が方の被害も多く、
また、B−26によるラバウル・ラエ空襲もあって、十分な戦果とは言えなかった。
MO作戦発動後は、攻略部隊の前路哨戒等も行う予定。
この間4月25日には、珊瑚礁を米機動部隊と誤認することも起きている。
とはいえ、基地航空隊の支援を受けられるというのは、心強いですね。
軍令部がMI作戦に反対し、MO作戦→FS作戦→米豪分断→豪州屈伏
と考えたのも、基地航空隊の傘下で着実に占領地を延伸するという、
まことに理にかなったものだと分かります(補給云々は別にして)