南雲忠一中将を再評価するスレ(仁)

このエントリーをはてなブックマークに追加
397GF長官
>>383の続き

六戦隊司令部が「錯誤」に気づくのは、0700時の
「敵ハ航空母艦・巡洋艦各1、駆逐艦3、地点南緯15度55分・東経175度5分
航空機ノ全力ヲ以テ攻撃中」        (『第五戦隊機密第八五七番電』)

内容は翔鶴索敵機の報告と同じ(>>380)なのですが、改めて海図上で確認して
気づいたのでしょうか。

「青葉艦橋に衝撃の色が走った。
原少将麾下の飛行機隊が攻撃に向かっているのは、ツラギの南450浬の地点
であり、珊瑚海北西海面と推定した米空母部隊とは別働隊である。

『困ったことになった』(六戦隊通信参謀・関野英夫少佐)
『敵機動部隊は二隊ある、ということだな』(同水雷参謀・南祝少佐)
『五航戦の攻撃隊が向かっている敵はツラギの南方だ。とすれば、我々に最も
近い珊瑚海北西の敵空母部隊には、どこの隊も向かっていない』
(同首席参謀・貴島掬徳中佐)」               (『暁の珊瑚海』)

事態は極めて重大。
五藤少将に決断が迫られる。