南雲忠一中将を再評価するスレ(仁)

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278GF長官
>>267 もう一つ、スティル氏より。
「一般に、日本軍のミッドウェーでの惨敗ばかり記憶されがちだが、日本の空母艦隊
司令部は高度に臨機応変さを発揮していた。たしかに驕慢と自信過剰がミッドウェー
での敗北の一因となったが、日本はその戦訓から即座に学んだのである。

この年(1942年)の後半二度の空母戦(第二次ソロモン・南太平洋海戦)において、
前進部隊を運用して警戒の発令と攻撃の吸収をさせたことは革新的で、この戦争で
後に駆逐艦を前哨艦として用いる米海軍の運用を先取りしていた。

ミッドウェー海戦後、日本軍は索敵手法を改良し、二度とミッドウェーのときのような
不意打ちを食らうことはなかった。米海軍は逆に1942年の間じゅう不備のある
ドクトリンを使い続けた」           (『日本海軍空母VS米海軍空母』)

日本側の「通説」とは、だいぶ趣きが違うようですねぇ。
南雲大将!「 革新的」だそうですよ。喜んで下さい。
「アドミラル・ナグモ」に対する海外の評価は、これくらいが標準なのでしょうか。