南雲忠一中将を再評価するスレ(仁)

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245GF長官
>>244の続き

索敵の結果敵部隊は発見できず、やがて誤報だと発覚するのですが、この間、当の翔鶴索敵機は
いったい何をしていたのか。

「この朝、『敵航空部隊見ユ』と打電した翔鶴索敵機は、まだ戦場付近の上空にとどまっていた。
奇妙なことに、彼らはその後『敵油槽船見ユ』と打電してきただけで、米空母部隊の状況について
詳細な第二電を打ってきていない。

戦闘詳報の電報綴を見るかぎりでも、はるか雲のかなたから『敵航空部隊』と『敵油槽船』を一度
ずつ垣間見ただけですぐ同海域をはなれ、雲のなかで攻撃隊の到着するのを待っている。
『ワレ誘導電波ヲ出ス』
進撃中の攻撃隊あてに打電した暗号電報の内容も、どこか誇らしげである」  (『暁の珊瑚海』)

どうも、この行動は不可解ですね。
>>83のように、ツラギの九七大艇の報告電を参考にすると、
「敵見ユ」「敵位置」「敵針・敵速」「敵兵力」「付近天候」
最低限これくらいは必要なことが分かります。