南雲忠一中将を再評価するスレ(仁)

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165GF長官
>>161の続き

MO機動部隊の索敵計画(>>157)をみて、少し気になるのが、「艦攻2」の部分。
最初本職も>>162の通り、二段索敵のことかと思いましたが、そうではなく、
各線二機編隊で飛行する一段索敵という意味です。

その理由については、
「報告の正確さを期すため」
「帰途の安全を確保するため」とあります。
ミッドウェーでの二式艦偵(蒼龍)のように、無線機故障で通信不能という事態も
想定しての「予備機」の役割もあるかもしれません。

ミッドウェーにおける一段索敵を「索敵軽視」とする批評は数多ありますが、各線
一機の索敵について言及しているものはあまり見ませんね。
ミッドウェー以降でも、「各線二機索敵」を実施したという話は聞かないですし、
もしかしたら、五航戦独自の案なのかも。

参考までに、翌8日早朝の索敵は「各線一機で7線」を実施しています。
形から言えば、ミッドウェーと全く同じですね。ただ、前日の夜間攻撃で艦攻が
多く失われたことに関係していると思われます。