南雲忠一中将を再評価するスレ(仁)

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108GF長官
>>107の続き

やはり「被発見を避けた」という方が本音でしょうか。
本職なりに原少将の心境を察すると、以下の2点が挙げられます。

(1)中途で終わった補給作業
>>89の通り、MO機動部隊は補給作業を中断して南下したために、
五航戦+駆逐艦2隻(有明・夕暮):補給完了
五戦隊(妙高・羽黒)         :補給完了前に中断
駆逐艦4隻(曙・潮・白露・時雨)  :補給中     (>>90参照)
以上のようにバラバラになってしまった。

「奇襲成功の公算大」とはいえ、当然米空母の反撃も考慮に入れなければならない。
しかし、五航戦や補給完了後の駆逐艦4隻と合同できるかは微妙な状況。
ならば、瑞鶴・翔鶴に駆逐艦2隻だけで対応しなければならなくなる。
確かに、これでは甚だこころもとない。

5月4日のツラギ被空襲の時もそうでしたが、ここでも「補給作業」が足かせになっている。
作戦行動における「補給作業」の占める割合が意外に大きいことに気が付きます。