★ 司令名で論文作成を命令 空自第6航空団、幹部に
田母神俊雄前航空幕僚長が政府見解に反する論文を発表した問題で、同じ懸賞論文に
62人の自衛官が応募した航空自衛隊第6航空団(石川県小松基地)がトップの司令名で
幹部に論文の作成を命令し、部隊が一括して主催者側に提出していたことが分かった。
防衛省の増田好平事務次官が10日の定例会見で明らかにした。
田母神氏以外に94人の自衛官の論文提出が判明しているが、組織ぐるみの応募が確認
されたのは初めて。防衛省は第6航空団司令の経験がある田母神氏の関与や組織的応募
に至った経緯などについて調べている。
防衛省によると、航空幕僚監部教育課が5月20日、マンション・ホテル開発企業「アパグル
ープ」の懸賞論文募集の新聞記事をファクスで各部隊に送信。第6航空団は8月4日、司令
名で幹部に懸賞と同じ「真の近現代史観」というテーマで論文作成を命じた。
その際、アパ側の懸賞論文にそのまま応募することも説明。提出期限を過ぎた9月上旬に
なって、同航空団が本人に同意を得られた分だけをまとめ、提出したという。
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http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008111001000721.html