民主党ですが総理じゃないからばっくれてもおkです

このエントリーをはてなブックマークに追加
20名無し三等兵
★外交でも、本音の「麻生流」=「友好はお題目」−中国に警戒感も・日中首脳会談

・麻生太郎首相は24日、外遊先の中国でも、本音をオブラートで包まずにぶつける
 「麻生流」を披露した。胡錦濤国家主席らの前で、日中両国が競い合いながら「共益」を
 目指すという考え方を打ち出し、「親中派」の福田康夫前首相の外交路線とは
 一線を画した。

 「友好というお題目のために互いに遠慮するような関係ではなく、両国が切磋琢磨
 (せっさたくま)して協力していくことが真の『戦略的互恵関係』だ」。首相は北京で
 開かれた「日中平和友好条約締結30周年記念レセプション」で、両国の指導者が
 これまで腐心してきた「日中友好」を「お題目」と言い切り、日中は「ライバル関係」に
 あると位置付けた。

 この発言の背景には、中国が経済的にも外交的にも存在感を高める中で、今後は
 日中は対等の条件で競争し、国際社会での責任も負うべきだとの思いがある。
 中国製冷凍ギョーザなど「食の安全」などの懸案でも、「言うべきことは言う」という
 姿勢を鮮明にしたものだ。外務省筋も「中国指導部は現実的。靖国神社に参拝さえ
 しなければ『共益』路線はうまくいく」と楽観的だ。

 中国側にも「首相は外相当時、日中の難局打開に努力した」との評価がある。
 金融危機が深刻化する中で両国の連携強化が求められており、とりあえずは首相の
 訪中を歓迎するムードが強い。胡主席は首脳会談で「中日関係をずっと重視され、
 両国関係の発展と改善に力を入れてきた」と首相を持ち上げた。

 ただ、タカ派的な言動が目立ち、「親台派」のイメージが強い首相に対し、中国側に
 警戒感がないわけではない。「日本の政局の混乱が気になる」(外交筋)と、首相が
 リーダーシップを発揮できるか疑問視する声もある。
 「共益」をキーワードにした首相の対中外交が中国側とかみ合っていくのか、今後の
 展開はなお不透明だ。
 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008102400897