>>943 兵器のカテゴリってのは名乗った者勝ちの世界なんだよね。
例えば日本のF-2は支援戦闘機って自称してるけど、普通の国ならこれは戦闘攻撃機に分類される。
日本では「戦闘攻撃機だって?それは侵略用兵器だ!けしからん!」って意見を危惧して「これは支援戦闘機です。戦闘攻撃機なんかじゃないですよ」とカテゴリわけした。
それと同じように、空母を巡洋艦と言ったり対戦車自走砲と駆逐戦車なんてほとんど同じ二つの分類を混在させた国もあった。
だから、ある国がこれは装輪戦車というカテゴリに分類される兵器だと主張すれば、それはその国ではそうなってしまう傾向がある。
さすがにABC兵器等では通じないけどね。
で、装輪戦車という兵器についてみてみよう。
実はこれには二つの系統がある。
・戦車開発の流れで戦車を装輪にしたもの。
・装甲車開発の流れで装輪装甲車を強化したもの。
多分質問者の想定は前者だと思うけど、これは現在では廃れてしまっている。
過去、装輪と装軌のどちらが戦車に適してるかはっきりしてなかった時代には、
装輪戦車という試みも決して無意味ではなかったしカテゴリとしても意義があった。
ただ、常に装軌に押されていてついぞ主流派には成り得なかったけどね。
中には「装軌と装輪の両方を切り替えられる」なんてゲテモノに近い戦車(ちなみに日本も作ってる)も存在してたんだけど、
これらは技術が向上し運用経験が蓄積されるに従って装軌の優位性がはっきりして絶滅してしまった。
後者については他の回答者が既に説明してくれてるけど、
気合いの入った装輪装甲車の類いがそう呼ばれる事もあると言う程度かな。
あくまで戦車ではなく装甲車の流れだけど、要求される性能上、
戦車に近いことをやらせる事は不可能ではない、かもしれない。
ただ、戦車にとって非常に重要な要素である強力な機動性は、
装輪とは比べ物にならないほどの不整地に強い装軌であってこそのものというのも憶えておいてほしい。
道路が封鎖されたから敵の側面や後背に回り込めません、というのは戦車として運用するならかなり痛い点だからね。
>>949 その用語の定義で「自論の正しさ」を証明するためにスレ消費されてるのが悲しい現状。
売り言葉に買い言葉で、元質問から外れて議論になってるんだわな。
元質問への回答としては誰かが書いてた
「定義としてはさておき当事者が装輪戦車と言えばそう呼ばれる事もある。」
が、まさにその通りなんだが。
ロシアの「空母だけど大人の都合で重航空巡洋艦と名乗ってます」みたいなもんだな。
>>943 >質問者が意図していたのは”「装輪戦車」というカテゴリーの兵器は存在しますか?”という事です。
現在は、メーカーやマスコミの宣伝文句以上の意味はない>「装輪戦車」
少なくとも公的・半公的(ジェーンとか)な兵器分類には「装輪戦車」はないと思う
「wheeled tank」でググっても上の方には出てこないな
>>952 最初の一行以外は単なる自分の知識開陳となっている件。
>>953-954 つまり、名乗るのは勝手だけど、まともな機関なら恥ずかしくて名乗れない、ってことか>装輪戦車
>>956 いや、愚図どもが新概念を認識できないだけ
先覚的な人たちは認めてるよ
>>943 改めて質問に答えるために各国の見解をまとめてみた
自衛隊→装車戦闘車は戦車じゃないです。 だから戦車定数には入れないでください
米軍→MGSはtankなくてMobile Gun Systemです。 配備先もストライカー旅団です
イタリア→チェンタウロはCarro armato(戦車)じゃなくてautoblindo(装甲車)です。 配備先も国家憲兵です
仏軍→ERC90はあくまでもEngin de Reconnaissance(偵察車両)の威力偵察型です。 配備先は歩兵大隊です
南ア軍=ルーイカットはPanzer(戦車)じゃなくてSpahpanzer(装甲車)です。でも対戦車戦闘を頑張りました
他にカナダやで戦車の代替に配備してはどうって話はあったけどなかったことになったらしい
あ仏軍はAMX-10RCの方がよかったか。RCってのが砲搭載偵察車両って意味なのは同じだけど
961 :
名無し三等兵:2008/10/25(土) 14:20:40 ID:aK9D15y+
質問です。
日本海軍では駆逐艦や潜水艦は軍艦に分類されていないので、菊のご紋章が付いていないと聞きました。
海戦に参加して乗組員も軍人なのに、なぜ軍艦扱いされなかったのですか。
>>961 国際法的には駆逐艦も軍艦(naval ship, warship)。
単に海軍内部の用語として船舶を軍艦と艦艇と(その他)船舶に分類してただけ
>>961 日本海軍内部での格式の問題。
格式が高い海軍艦艇のことだけを「軍艦」と呼ぶことにした。
駆逐艦は小型で品位のある設備はつけれないし、集団で使うのが通常と言う事情もある。
国際法上の軍艦ではある。
>>961 軍艦というのは国際的に特別な立場を認められた海軍の顔であり国家の看板にも等しい。
だからこそ他国に訪問した際は相応の敬意を持って出迎えられるし、
自分達も外国の軍艦を無下になどせずもてなさなければならない。
そんな外交そのものの役割すら担う船だからこそ、
国際的慣習に従った相応の規模と権威を伴った艦でないと困るわけ。
日本海軍でももちろん、駆逐艦や潜水艦も軍艦です。
ただ日本海軍では「軍隊に所属する船」という一般的な意味での「軍艦」
とは別に、一部の艦を、特別な意味で「軍艦」と呼ぶ区別がありました。
(戦艦とか空母とか)
集団結婚おめでとう!
>>964 外国では駆逐艦や魚雷艇だって軍艦ですが?
説明になってねえよボケ
ちゃんと手続きを踏んでいれば手漕ぎボートでも軍艦です
この場合、(日本)海軍の軍艦は陸軍の連隊に対応する概念
大佐が連隊長・艦長をつとめる、連隊旗・軍艦旗を下肢される部隊
駆逐艦・潜水艦は中小差が長で、数隻まとめた駆逐隊とかが「軍艦」と同格
>>970そこで連隊旗に対応するのはむしろ菊の御紋章だな
軍艦旗は広義の軍艦全てが掲げなきゃだめだろ
972 :
名無し三等兵:2008/10/25(土) 15:25:37 ID:zJdAUBEt
米軍は日本を守ってない。在日米軍基地を自衛隊が守ってやってるのだ。
米軍の航空機40機に対して自衛隊は400機、有事の際でも米軍のこの戦力では話にならない。
在日米軍基地はアジアへの出撃の拠点であり、日本の防衛のために存在してるのではない。
こういう書き込み見たけど事実なの?
973 :
961です:2008/10/25(土) 15:27:55 ID:aK9D15y+
みなさん、速攻で回答をくださり、ありがとうございます。
そういうことですか。
国際法上は軍艦ならば、たとえ駆逐艦といえども「他国に訪問した際は相応の敬意を持って出迎えられる」はずです。
国際的に認められたことなのに日本海軍では認めなかったということは、「格式の問題」というか、ある意味で封建的な考えが支配していた。
つまり、日本海軍は、駆逐艦や潜水艦は「格式が高い海軍艦艇」や「国際的慣習に従った相応の規模と権威を伴った艦」ではないと見ていた。
別の言い方をすれば、970さんがおっしゃるように、個艦では一人前とは言えない艦艇ということですね。
ご紋章を付つけさせなかった日本海軍の事情が何となく分かってきました。
>>972 事実ではない。
とりわけ空母機動部隊と核戦力は日本が自前で用意できない
日本を守れなければ、在日米軍基地も守れないだろ。
米軍基地以外の日本を守らなかったら、安保条約破棄されて
在日米軍基地なくなっちゃうだろ。
何で正面兵力だけで考えるか理解できないな。
在日米軍のいる日本に手を出すって事は、つまり米軍全てを
相手にするのと同義なのに。
978 :
名無し三等兵:2008/10/25(土) 16:27:19 ID:zJdAUBEt
ドイツに駐留してる米軍とドイツ連邦軍との関係はどんなもんなの?
>>978 どういう意味での関係を聞きたいのかよくわからない。
基本的には自衛隊と米軍との関係と同じようなもんだよ
>>967 >>964はおそらく帆船や蒸気動力船だったころの伝統形式からの説明だと思われ
「駆逐艦が軍艦ではない」と書いてるかの様に思われるが、一定以上の規模の艦が
軍艦と見なされるかの理由についてのみ述べていて、それ以下の
比較的規模の小さい艦艇が日本海軍での狭義の「軍艦」でなかったことの説明はしていない
まあ、答え方としては質問の意図にあってない回答なのは事実だが
内容そのものは間違ってはいないよ
>>964が何をどう誤解して書き込んだのかは本人にしかわからんが
あからさまな荒しに反応するのもアレだが…
>>973 あのさあ、駆逐艦・潜水艦の長は他国軍でも中少佐だよ
3000人の部下がいる戦艦艦長と、300人の部下の駆逐艦長とが同格だったら、むしろおかしいだろ?
管理の苦労と責任が(10倍とは言わないが)違ってくるんだから。
そんなのは「封建的」なんていわないよ、「合理的」って言うんだ。
>>981追記
もちろん駆逐艦が最大艦艇の現代海軍・中小国海軍や、戦略ミサイル潜水艦なんかは別だ
984 :
霞ヶ浦の住人 ◆iOtf3Y3z8I :2008/10/25(土) 17:33:56 ID:hmlLzfg+
985 :
霞ヶ浦の住人 ◆iOtf3Y3z8I :2008/10/25(土) 17:52:26 ID:hmlLzfg+
>>884 >第二次世界大戦のとき、ヒトラーはイギリスとの戦争に決着が着いていなかったのに
>なぜ、ソ連と戦争を始めたのでしょうか?
>ヒトラーは共産主義は滅ぼさなければならないと考えており、またソ連を短期間で倒せると>自信を持っていたようですが
>「敵の敵は味方だ」ということでイギリスとソ連は手を結ぶことになり、
>2正面作戦となり危険だと思うのですが?
>イギリスとの戦争が終わってからでは駄目な理由でもあったのでしょうか?
霞ヶ浦の住人の回答。
ヒトラーの個性です。
危険な賭けをして、成功し続けてきたため、今回もソ連に短期戦で勝てると思ってしまいました。
説明。
ヒトラーは、常に危険な賭けを続けてきました。
ラインラント進駐。
オーストリア併合。
チェコスロバキア解体。
これらは、ヒトラーが負けて不思議の無いものでした。
それで、調子に乗って、ポーランドへ侵攻したら、ヒトラーとしては予期しなかった、第二次世界大戦の開戦となってしまいました。
「2正面作戦となり危険だと」ヒトラーは分かっていました。
しかし、それまでの賭けが成功したように、今回も成功すると思ってしまったのです。
ヒトラーの御判断の理由として、ソ連のフィンランドとの戦争があげられます。
スターリンのソ連軍粛清によって、ソ連の軍事力は大分削がれていました。
フィンランドとの戦争の様子をみて、ソ連軍を過小評価してしまったのです。
987 :
986:2008/10/25(土) 17:58:17 ID:???
おっと、無くなったじゃなくて「縮小されて息出しの穴として残った」が正解だな。
988 :
霞ヶ浦の住人 ◆iOtf3Y3z8I :2008/10/25(土) 18:32:40 ID:hmlLzfg+
いや87式の車体は新規生産なんだが・・・
>>988 87式自走高射機関砲は、74式の改造ではありません。
車体は同じ物をつかい、すべて新規生産で中古の改造ではありません。
同一ファミリーと呼ばれるものですが、中古流用では有りません。
>>988 74式の車体をベースに開発したんであって
余っていた74式を改造したわけじゃない。
カンガルーやマガフみたいな魔改造とは全くの別物。
今日もカスミンは正常運転だな
>>988 >霞ヶ浦の住人の回答。
>「徴兵制」選抜でも「導入」不「可能」と、霞ヶ浦の住人は想像します。
つまり霞ヶ浦の住人は導入可能と。(笑)
いい加減、括弧の使い方くらい覚えろよ、あんたの書き方だと意味が逆になるぞ。
>>992 1000なら、992のおごりで、披露宴
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