民主党ですが良いものは高くつく

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785名無し三等兵

★米朝基本合意 ライス長官に報告

【ワシントン=有元隆志】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋
担当)は6日、ライス国務長官に今月はじめの北朝鮮との協議結果を報告した。協議筋はヒル氏が北朝鮮側と
核施設の検証手順などで基本合意に達したと明らかにした。了承が得られれば、日本などに合意事項を伝達する。

合意の詳細は不明だが、米政府当局者は北朝鮮が検証計画を議長国・中国に提出すれば、テロ支援国家指定
を暫定的に解除する方針を示しており、解除に踏み切る可能性が指摘されている。

ウッド国務省副報道官は6日の記者会見で、ヒル氏が6日午前(日本時間同日夜)、ライス長官と短時間話した
ことを明らかにするとともに、同日午後(同7日未明)に詳細に報告すると説明した。
ソウルにはソン・キム6カ国協議担当特使が滞在しており、日韓両国に合意内容を伝える見込み。副報道官に
よると、同特使が再訪朝する予定はないという。

ヒル氏は北朝鮮が寧辺の核施設を当面使用不能にする無能力化の作業を中断し、稼働再開に向けた動きを
進めたことを受け、1日に訪朝し、朴宜春外相や6カ国協議首席代表の金桂寛外務次官と会談した。
3日にソウルに戻り、日韓両国首席代表と会談したのに続き、4日には北京で中国、ロシアに会談結果を
伝えた。協議筋によれば、ヒル氏は合意に達したことは伝えたものの、ライス長官の了承を得てから詳しい
内容は伝えるとして、詳細には言及しなかった。
米政府は北朝鮮の再稼働に向けた動きに「強い懸念」(ウッド副報道官)を示し、ライス長官の指示でヒル氏が
訪朝に踏み切った。来年1月のブッシュ大統領の任期切れを控え、目標の無能力化実現が危うくなっている
ことに、「米側には焦りがみられる」(米北朝鮮問題専門家)。このため、北朝鮮が中国に検証計画を提出した
時点で、テロ支援国家指定を暫定的に解除するなど柔軟姿勢をとることを検討していた。
米専門家はヒル氏の訪朝について、「北朝鮮の瀬戸際作戦に過剰反応しすぎだ。北朝鮮の求めに応じて
合意文書を交わしたとしたら、テロ支援国家指定解除などの譲歩をしたとみるべきだろう」と語った。
(MSN産経 2008.10.7 01:14)