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761名無し三等兵
宮崎日日新聞 社説 自衛官免職 2008年10月04日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=11540&blogid=5&catid=15

> ■何でも秘密、情報管理を強化
>  戦前なら軍事機密は絶対的な守秘事項だった。何でも「軍機である」の一点張りで、国民の
> 知る権利は封殺された。
>  兵士は自分の派遣先さえ知らされず輸送船に乗り、名も知らぬ島で命を散らした。また、その
> 事実も国民には秘匿された。

>  このたび、「防衛秘密」に相当する情報を新聞記者に漏らしたとして防衛省が元情報本部課長の
> 一等空佐を懲戒免職にした。
>  防衛秘密とは中国潜水艦が南シナ海で起こした事故のことで、米国から日本側に提供された
> 情報だった。米中枢同時テロ(2001年9月)以降に日米防衛協力が進む中、漏れた秘密の
> 重要度は問題ではなく、まず米側へ配慮した処分だったことは明白である。

■国益を損なうものか■

>  記者へ提供された情報が秘密として守らなければ国防に支障を来すような内容だったのか。
> 国益を損なうようなものだったのか。はなはだ疑問である。
>  また、米国への配慮とは別に、この機会に「報道の自由」との直接のあつれきを避けつつ「取材を
> 受けても何もしゃべるな」と身内を締め付け、情報管理を強化しようという狙いも透けて見える。

>  目的は、一切を部外に出さない戦前に類似した鉄則づくりだ。

>  「報道の自由」とは「国民の知る権利」に応えるために存在する。また、多くの場合、記者と重要な
> 情報を知る当事者との信頼関係によって情報がもたらされる。
>  今回の処分についての記者会見で防衛事務次官が「報道の自由は重要視するが、守るべき秘密は
> 管理する」と述べた。だが、守るべき秘密か否かの線引きは上層部の胸三寸になるだろう。
(続く)