南雲忠一中将を再評価するスレ(波)

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70GF長官
>>62の続き

前スレ>>795の(D)空中哨戒機の配備。

いくら見張員が多量のビタミンA剤を服用したところで、雲に隠れた敵機を
見つけろというのは無理な話。
電探が間に合わない以上、雲の向こうの敵機を発見するには、こちらから
出向いて行って捕捉するしかない。
そこで、空中哨戒機の登場です。

「雲量多キ場合等上空視界不良ナル際ハ、空中哨戒機ヲ配備スルノ着意
ヲ要ス」            (『大東亜戦争戦訓(航空)セイロン作戦之部』)

「空中哨戒機」が何を指すのかは示されていませんが、艦攻か艦爆でしょう。
前スレ>>941にもあったように、早期警戒艦の代用としても有効。
敵機を発見した場合の通報方法についても、電信員が搭乗しているので、
暗号電文でも問題なし。

問題は、どのくらいの数が必要になるかですね。
艦隊上空の全周に渡って配置するとなると、多数必要な気もしますが、
上空警戒機も飛んでいるわけですし、雲の中だけを重点的に哨戒すれば
良いので、完璧な「空中輪型陣」を形成する必要もない。
5機くらいで十分かな。