南雲忠一中将を再評価するスレ(波)

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648GF長官
>>647の続き

しかし、井上中将は「加賀一隻では不足」と認め、更なる増強を要請。
その結果、インド洋作戦終了後の南雲機動部隊から分派することになった。最初、
井上長官はニ航戦を希望したようです。ウェーク島攻略で縁があったからでしょうか・・・

「聯合艦隊も空母増強の必要を認めたが、ニ航戦を本作戦に使用することは不適当と
認め、空母部隊の中で編成が最も遅く、練度の低い五航戦を加賀と入れ替え、実戦の
経験を積ませることとした」                      (『戦史叢書』)

上記のように、五航戦が選ばれた理由は「練度不足」です。

「五航戦は開戦直前に編成された部隊で、他の一・二航戦に比べて練度が低かった。
開戦劈頭のハワイ攻撃、その後のR作戦及び印度洋作戦等に参加して、練度も相当
上がってきてはいたが、飛行機隊は夜間の発着艦及び夜間攻撃の訓練はしていな
かった」