>>580の続き
自重せずに、またもやおまけ。
ミッドウェー海戦での南雲機動部隊には、上村大佐とは逆の方策が必要だな。
あまり米海軍をナメきっていても困るし、気をひきしめてもらわないと。
やはり、Z旗を掲揚するしかないか。でも、真珠湾の時使ったばかりだしなぁ。
「伝家の宝刀」だけに、多用すると効果が薄れるのが心配。
となると、ここは山本長官自ら赤城で総指揮をとって頂くか。
しかし、ただでさえ狭い艦橋に、GF司令部まで乗り込んでくるとなると
「船頭多くして、船、山へ登る」になりそうだ。
>>581の続き
通信参謀「友永隊長より入電、第二次攻撃ノ要アリ」
草鹿「よし、第二次攻撃隊を爆装に換え、ミッドウェー再空襲を・・・」
宇垣「待て待て、この作戦の主目的は米空母の撃滅だと何度言えば・・・」
草鹿「航空作戦の指導については一航艦に任せてもらおう。GFは黙っていてもらいたい」
宇垣「うぬ、そもそも本作戦の動機は、貴様らがハワイで米空母を討ち洩らしたからではないか」
草鹿「あんな投機的な作戦を立てておいて、何を言うか」
黒島「こらこら、山本長官の御前なるぞ。口を慎みたまえ」
草鹿「と、とにかくだ、GFは細かいところまで口を挟まんでくれ」
宇垣「しかし、米空母が付近に居るかもしれんではないか」
草鹿「索敵機からの報告は受けておらん」
宇垣「まだ側程と復路が残っておる」
南雲「あの・・・わしの立場は・・・?」
草鹿・宇垣「南雲は黙ってて!」
南雲「うう・・・」
黒島「まあまあ二人とも落ち着いて。ここは山本長官の御判断を仰ぎましょう」
草鹿「そうだな」
宇垣「黒島は賢いな」
黒島「では長官、ご決断を」
山本「第二次攻撃隊は・・・ミッドウェーを素通りして、ハワイを攻撃せよ!」
一同「ええー!?」
南雲機動部隊の迷走は続く・・・