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GF長官:
昨晩のF1最終戦ブラジルGP。
ハミルトンがチェッカーを受けた瞬間、マクラーレン・フェラーリ両陣営とも
「俺たちがチャンピオンだ!」と歓喜していた場面が印象的。
最新テクノロジーの結集とも言えるF1GPの世界でも錯誤は生じるもの。
まして戦場なら、何ら不思議ではないということでしょう。
今日は明治節。
海外では艦艇名に人名が用いられるのは珍しくありませんが、帝国海軍では
例を見ない。その理由は、明治天皇が「沈んだらその人に失礼になる」と言わ
れたからだという。
もともと日本人の感覚に合わない(言霊信仰)という理由もあるようですね。
確かに「戦艦日本武尊」や「空母織田信長」では仮想戦記だ。
ところが、これが刀銘となると・・・
「戦艦童子切安綱」「空母小竜景光」「重巡長曾根虎徹」・・・
これはこれでアリかな・・・?
ただ米海軍にも悩みがあって、たかだか200年の歴史しか持たない国だけ
あって、すぐにネタ切れしてしまい、輸送船などは、その辺の町長さんの名前
から採ったとかいう話も残っています。物量チートにも困ったもんだ。
しかしながら、日本海軍の命名基準は素晴らしいですね。
日清戦争の三景艦を始めとして、
「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」(安倍仲麿)
「白露も 時雨もいたくもる 山は下葉のこらず 色づきにけり」(紀貫之)
「春風の とり乱したる 弥生かな」(正岡子規)
艦艇名で和歌や俳句が詠めるとは、日本はやはり花鳥風月の国ですな。
ちなみに、本職の会社の専務は明治天皇そっくり。面接の時驚きました。
同僚に話しても、( ̄△ ̄;)エッ・・? という顔をされますが。