南雲忠一中将を再評価するスレ(波)

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29GF長官
>>28の続き

その夜間見張能力が、いかんなく発揮されたのが「第一次ソロモン海戦」
第八艦隊旗艦「鳥海」には作家丹羽文雄氏が同乗し、その従軍記は『海戦』
として発表され、戦時下のベストセラーとなった。

それによると、丹羽氏は艦橋の旗甲板上で観戦、見張り員と同じ位置。
「左四十一度、艦影一つ」
「左三十度、敵艦一つ、向かって来ます。向かって来ます」
「六戦隊異常なし。全部見えます」

見張員が叫ぶたびに、丹羽氏はその方向を振り向くが、何も見えずイラ
イラさせられたとか。

連合軍側のレーダーの性能が悪かったことにも助けられ、三川艦隊は
圧勝します。ひとえに卓越した夜間見張能力のおかげと言えるでしょう。

空母の見張員は対空が主になるため、条件もまた違ってくるでしょう。
これら夜戦と比べたら、容易な気はしますが・・・