【モレル】ヒトラーと病気・薬害【パーキンソン病】

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1名無し三等兵
ヒトラーは第二次世界大戦の直前ごろ、パーキンソン病を発症したと言われています。
この結果、判断力の低下や運動機能の障害が出始めました。

また、若い頃から演説前などに覚醒剤を服用していたようです。
この結果、依存性が強くなり正常な判断力を失ってしまいました。

主治医のモレルは、ヒトラーにこの種の劇薬を与え続けた結果、廃人にしてしまいました。
モレル自身は、ヒトラーがパーキンソン病であることには気づかないまま、覚醒剤を与えました。
結果的に、たまたま覚醒剤がパーキンソン病の症状を抑える効果があったことから、ヒトラーはモレルの処方に頼ることになります。

ポーランド戦の頃まではうまく行っていましたが、大戦の後半の頃になると明らかに異常な判断が目立つようになります。
総統地下壕でヒトラーに面会した軍医が、これがあのヒトラーかと衝撃を受けるほどにまで、心身は衰弱しきっていました。
近年の映画では「ヒトラー最後の12日間」でブルーノ・ガンツがパーキンソン病のヒトラーを演じています。

このほかにも、ナチス高官ではゲーリングが負傷時の痛み止めとして使われたモルヒネによって次第に常習状態となり、
大戦中はかなり無気力な状態で空軍を指揮することになります。
この二人が薬物に支配されていなければ、世界の運命は大きく変わったでしょう。

日本ではいまだ知らない人も多いこの話ですが、薬害の恐ろしさを実感させます。
ヒトラーは軍事の素人と言われていますが、病気と薬害さえなければ拙劣な指示を出さず、
適切な判断で戦争を勝ち抜いていたと思います。
あるいは、ポーランド侵攻に踏み切らなかった可能性もあるでしょう。
「戦争前半と後半のヒトラーはまるで別人」とよく言われますが、実はこんな所に原因があったようです。
2名無し三等兵:2008/09/25(木) 17:38:01 ID:???
興味深いがスレを立てるほどでもない
3ハインフェッツ:2008/09/25(木) 20:28:54 ID:pnMymFV3
モレル博士は(当時の医学では)適切な処方をしたが患者の方が
処方箋をきちんと読みもせず無茶な使い方をしたんだって説もあります。
更に言えば内外の敵と戦いながらナチ党のトップへ上り詰めるまでに
かなり精神力を消耗しており、薬を使おうが使うまいが限界だったって話も。

…まあ、モレル博士のやらかした事を状況証拠として考えると
こいつはやはりヤブ医者以外の何者でもないと思うのですが。
4名無し三等兵:2008/09/25(木) 22:03:56 ID:???
モレルって医者じゃないだろ町の薬剤師だぞ。
5ハインフェッツ:2008/09/25(木) 22:27:39 ID:???
ところが製薬会社の社長にまでなってたりする。

ああ、似非科学怖い…
6名無し三等兵:2008/09/26(金) 03:15:14 ID:???
フルネームはテオドール・モレルか。
検索してもあまり情報がないね。
謎の人物だったのか・・・?
7名無し三等兵:2008/09/26(金) 16:46:00 ID:???
薬物グッジョブ!
8ハインフェッツ:2008/09/26(金) 18:20:26 ID:???
いや、廃人になりかけてた時期と開戦に踏み切った時期が一致してるという話なのだが。
9名無し三等兵:2008/09/27(土) 05:02:30 ID:???
始皇帝も同じような薬害の犠牲者だったけど、あっちは天下統一をしてからだから実害は少なかった。
ヒトラーは戦争中だったから・・・

しかし、この病気や投薬がなければ、ユダヤ人政策はどうなってたんだろう?
正常な判断力のまま、さらに大量に1000万人以上殺害されていたのか、
それとも絶滅政策に踏み切らなかったのか・・・・

バルバロッサ作戦がなければ、東方移住が不可能になって絶滅政策に傾いたんだろうか。
10名無し三等兵:2008/09/30(火) 22:16:59 ID:???
>>6 とりあえず英ウィキ
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Theodor_Morell
11名無し三等兵:2008/10/01(水) 12:52:58 ID:???
麻薬を合成する際にMPTPという物質が発生することがあり、
これを少量でも摂取するとパーキンソン病になるらしい。
ヒトラーが打たれた麻薬には入っていなかったのだろうか?

若年性といえるくらいの年齢なのだろうか。
なら、薬害で病気になったという可能性も検討に値する。
12名無し三等兵:2008/10/05(日) 21:16:38 ID:???
アームズマガジンの「第二次大戦紳士録」にその話があったな。
主治医は皮膚科医とあったが、さて。
13ハインフェッツ:2008/10/08(水) 21:51:37 ID:cFJdtPaz
>>11
ア理科にもあった話だな、たしか合成の温度を間違えると生成して
摂取すると特定の神経細胞をぶっ壊して回るんで遅かれ早かれ…

しかし、当時の覚せい剤ってその経路で合成してたんだろうか?
14名無し三等兵:2008/10/09(木) 23:55:37 ID:wE5Afwj0
モレルと
ヒムラーの専属マッサージ師ケルステンは有名だね
15名無し三等兵