小沢一郎ですが前立腺攻めです。

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662 ◆CuNyXKCmpo
 悦んでもらえるのだろうか。一通りの奉仕を終えた濃霧の頭には、ただそれだけのことしかなかった。弁明は濃霧の
拙い行為に応えるかのように、濃霧の耳を弄んでいる。
「ほら、あいつらコッチ見てるぜ。自分達の中で生まれた結果論しか信じない愚者共。後ろを差し出す勇気すらないから、
ただ俺たちの仲を僻むことしかできない」
「そ、そんなこと……んっ、わかってる……連中は自己申告だけで、証明なんか……できないんだ、ぁ……」
 切なげな溜息が漏れ、濃霧は恍惚に満ちた眼差しを向ける。
 今日は農水省の事故米問題を取り上げることでですがスレ住人をきりきり舞いさせた戦果で、弁明は上機嫌だった。そし
て、そんな彼の様子を眺めることができただけで、濃霧は報われるような気がした。

 ……動画サイトでの一件で、すっかりやさぐれていた弁明。暗い部屋に閉じこもり、溜め続けた鬱憤を家族にすら吐き出すこと
ができない臆病で孤独な姿に、濃霧が自身の苦悩を重ね合わせるのは時間の問題だった。以前から憧れの対象だった弁明が、
今は自分の位置にまで堕ちている。だからこそ、向かい合うことができるのだ。
 ―――彼の力になりたい。
 同情とも憐憫。自己投影からくる共感。傷の舐めあいとも言えるその行為を果たすべく弁明の部屋を訪れた途端、濃霧はゴム
ハンマーで後頭部を殴打され、体の自由が利かないうちにベッドへ押し倒された。そしt

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