戦艦ビスマルクがいかに最凶か語るスレ

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200名無し三等兵
>>192
>フランス人はすぐ持ち場を放棄、火薬庫内の温度が上昇しても注水するよりも先に
>逃げ出すに違いない。
んな事は歴史的に見て無いぢゃ。
事例を挙げるならばWW1でダーダネルス海峡攻略戦でイギリス戦艦がボコボコ沈んで行く戦いの中、仏艦隊装甲艦
「シュフラン」は14箇所に及ぶ被弾を受け、特に一番煙突が倒壊して副砲弾薬庫にまで延焼を見せたんぢゃが、乗員が
ガッツを見せて消火活動と修理を同時に行った結果。
消火と傾斜復元に成功してロイアル・ネイビーの戦艦2隻が沈む戦いから戻ってこれたんぢゃ。

また、WW1ではどこの国の魚雷攻撃を受ければ喪失が当たり前の時代において
1918年エーゲ海はミンドロ島沖でダントン級「ヴォルティール」が独Uボート「UB48」から魚雷二本を受けて命中したが、命中による艦内火災発生にいち早く艦長は弾薬庫注水を下命し、ダメコン成功により無事帰還しておる。
も一つ、クールベ級「ジャン・バール(後にオセアンと改名)」がオーストリア=ハンガリー海軍の潜水艦により魚雷二本を艦首に受けて浸水を起こしたが、これも排水作業を速やかにこなして潜水艦に副砲の攻撃を与え、追い払っておる。
無論、この艦はWW1を生き残ってWW2に参戦しておるんで沈んじゃ、おらん(笑
201200:2008/10/25(土) 17:20:55 ID:???
>>192
>フランス人なら諦め早くて基地まで戻ってこれなかったんじゃ、 と思う。
では、基地まで帰れなかった話でもしようかの。
先のダーダネルス攻略作戦でロイアル・ネイビーは超弩級戦艦「クイーン・エリザベス」を始めとして前弩級戦艦「マジェ
スティック」「リライアント」など旧式艦にいたるまで新旧含めさまざまな戦艦を16隻も投入したぢゃが3/18の艦砲射撃で
まず英戦艦「レイジスティブル」「オゥシャン」仏戦艦「ブーベ」が機雷を引っ掛けてその日のうちに沈んでしもうた。普通
ならここで止める所ぢゃが、連合国は強気ぢゃった。

4/25日に上陸作戦を敢行し、そこで悲劇が起きたのぢゃ待伏せをしていた独Uボート二隻が海峡に潜んでおっての、
沖合いに停泊していた英戦艦「カノパス」が潜望鏡を発見しておったが、誤報として片付けられ、しめしめとUボートは
「トライアンフ」から3kmの地点で魚雷を発射。停泊時に防水扉を閉めていたが、浸水の速度は速く、さしものロイアル・
ネイビーの水兵と言えども浸水を止められず・・・命中後10分にして横転してしまったのぢゃ。
慌てた英艦隊司令部は新鋭艦のみ本国回航を命じたが旧式艦と同盟国の艦船はレムノス島までしか引き下がらせ
なかったんぢゃ。

天罰てきめん、二日後に今度はUボート「U21」が戦艦「マジェスティック」を雷撃してしもうた。魚雷を受けたマジェスティッ
クはみるみるうちに傾いて沈んでしもうたそうな。

何、前弩級ではなく、超弩級戦艦はどうなのかって?
では、キング・ヂョウヂ五世級の一隻を書くかの。いや、プリンス・オブ・ウェイルズではなくて先代の話ぢゃ。
WW1にプロヴァンス級と同じく13.5インチ砲を持つキング・ヂョウヂ五世級があっての、その内「オーディシャス」の話じゃ
オーディシャスは名門キャベル・レァード社で1913年10月に竣工し、WW1勃発と共にグランド・フリィトに所属して大西洋の警戒に当たっておったんぢゃ。しかし、それから編入から二ヵ月後の1914年10月にトリィ島付近で哨戒中にドイツの
憎くき機雷を機関室腋に引っ掛けて、乗員の決死の努力も空しく沈没してしまったぢゃ・・・。