>>938考え方として2つあると思うんですよ
1)ファンカルロスサイズ「軽空母」
下層にも航空機を積めば1個飛行中隊とE2Cとヘリ搭載可能
対地攻撃力は弱いが、艦隊防空はある程度できるレベル
2)ひゅうがを15m前後延長した「船団護送空母」
F35Bx6機とE2Cと対潜ヘリ運用可能(拡大チャクリレベル)
●船団護衛中、中国空母の索敵/追尾機が来たらE2で先に発見してF35Bで落として
【索敵機落として位置くらまして逃げつつ、米空母を呼ぶ】
●多数の対潜ヘリや対潜UAVを運用して船団周囲をDIPしまくる
●最近の戦争は、開戦初っ端に、相手の指揮通信/航空基地に巡航ミサイル叩き込んで
指揮麻痺/離陸不能にする
日本海や東シナ海から巡航ミサイル抱えて日本に迫る敵機を早期警戒する
空自/海自 E2Cの補給ステーション
いずれにせよ
上層格納庫後部を開放可能にして給油・給弾スポットに転用可能にする
つまり、本土基地から沖縄CASに向かうF35の給油・給弾ステーションに使う
■従来、「小型過ぎると、搭載機がチャクリみたいになって、防空の意味がない」
って意見を良くみますけど、「索敵機に追尾される=死神に追尾される」なんで
索敵機を撃墜できる6機程度の戦闘機って、意味がないとは思わない。
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E2Cの運用
どれだけ小さい船でE2Cが運用できるか?は前から論題になっていて
最小で満載2万tクラス=空母蒼龍サイズって話だったと思う
もちろん直軸甲板なんだけど、アストリアスのように
右舷艦橋はアストリアスより後部にして、後部飛行甲板は左舷に張り出して、船首まで
極僅かに右寄りにすることで船尾から船首まで全長を飛行甲板で利用し
(アストリアスのエレベーターは船尾だが艦橋後ろに移して船尾まで滑走路に利用)
http://en.wikipedia.org/wiki/Aircraft_carrier 当然ながら給油/給弾スポットが不足するから、上部格納庫後部を開放可能にして
給弾・給油スポットに転用可能にする・・という設計案
ま、船のサイズよりもカタパルトのほうがネックになりそうだけどね
■空母/揚陸兼用艦は容積が問題
激しく同意なんですが、容積で問題なのは「燃料」じゃなくて「陸兵居住区」と思われ
図面のポンチ絵描けば判るけど艦船は結構「使いにくい三角スペース」が発生するものです
ステルスの関係もあるし船の断面は「将棋の駒を逆」にした形になります
つまり舷側と船底に三角スペースが発生する
舷側長さ150mx高さ6mx平均幅1mx両舷で1800立米
船底長さ150mx平均高さ1mx幅16m=2400立米 これだけで4200kl・3360t
そのほかに、ドック両脇や船首の居住区と三角の船殻の隙間も使い道に困る
スペースですね。タンクメンテナンス考えるとムチャな造形もできませんが
●燃料は多少なりとも防御に使いたいです
魚雷が当たった時、特定の肋材で爆圧を受けないで、区画の燃料全体で爆圧受けて
水線上の弁吹っ飛ばして、区画の燃料が吹き出て爆圧を多少吸収できないかと、
WW2の米艦が液/空間/液のサンドイッチで結構成功しているので。区画またがる
イタリア式は失敗してたようですが
●陸兵居住区は客船/自動車船利用・ヘリでアルミ人員コンテナ吊って、艦橋前に積上げ
揚陸艦ロッテルダムの巨大上部構造物に詰まっている陸兵居住区なんて空母に
詰めようしたらそれこそ「空母としても揚陸艦としても中途半端」になるかワスプ/
エセックスサイズが必要です
そんなのやってられませんから、陸兵居住区は、随伴の客船なり、自動車専用船なりに
追い出して、3-4波で揚陸するなら1波189人のうち162人は6座席コンテナ27個をヘリで
吊って客船/自動車船から移送(吊るから自動車船はヘリ甲板は要らない)縦横3個x3段に
艦橋前に積んで待合室で使用。艦橋前に起倒式固縛マスト設置でスペース食う陸兵居住区
は削れると思われ
船首三角スペースに海自乗員居住区を収納して、ギャラリー廃して二段格納庫を詰め込む
●ドックはローラー付きLCACプラットホームの中央に6m幅の開閉式LCMドックは切るが
全部は水没させずLCMドックだけ必要な時に水没させバラストタンクは縮小する
(LCACはホバーで水没の必要がない)LCACプラットホームを嵩上げすることで
機関室ガスタービンを出来るだけ後ろに寄せ、排気ダクトに廃熱ボイラを設置する
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●厨房プラン1、統合電機推進+ガスタービン複合発電
艦底に1基、艦橋/艦橋下に1基ガスタ発電機設置するが排気ダクトがスペース食う
ついでに廃熱ボイラ設置して最大出力の機関熱効率を39%⇒59%に引き上げる
●厨房プラン2、250-500kw溶融炭酸塩燃料電池x12-24基並べて熱効率80%以上の
巡航用8200馬力発電機
つまり燃料は、容積より搭載重量面で制約になるけど、機関熱効率を上げれば少ない
燃料でも長大な航続が稼げる
溶融炭酸塩燃料電池は一酸化炭素で触媒被毒しないから軽油やJP8も使えそうです
水上艦の省燃費巡航機関として試しながら、騒音抑制や熱の問題の解決を図り
いずれは、20ktで航行できる高速AIPを(w スターリングとどちらが有利か
考慮の余地アリですが
単純にファンカルロスの同型艦でオッケー。
958 :
名無し三等兵:2009/01/21(水) 06:25:30 ID:Q6Q8g/Yp
AIPはトリウム溶融塩型核反応炉でw
そもそもなんで大名行列が嫌なのかと。
おおすみ後継としてなら多目的艦にも賛成するけどね。
鈍足が許される輸送隊なら、船幅を思いっきり広くして陸自輸送力と航空機運用能力を両立できる。
(まあこの場合はCTOLの運用が難しくなるかもしれんけど)
技術的な問題だけでなく、運用上の問題でも、おおすみ後継なら機能衝突を起こす可能性低いし。
けどしらせ後継としての多目的艦はNGだな。
速度と航空機運用能力と陸自輸送力を三個連立することの技術的困難。
護衛艦隊の任務にとって、陸自輸送力が巨大なデッドウェイトと化すことも確実。
これぐらいは常識だと思うけど、、、
963 :
一尉:2009/01/21(水) 12:46:41 ID:???
戦国大名行列じゃあ決めよう。
>962
しらせの後継なら十分だろ。
砕氷多目的艦はいろいろ便利そうだ(w
南極に強襲上陸して資源を確保するのですね、全然分かりません。
間違えちった、恥ずかしい(><;
>下層にも航空機を積めば1個飛行中隊とE2Cとヘリ搭載可能
北米航路の自動車運搬船かよ、どんだけ乾舷高くすれば気が済むんだ?
>F35Bx6機とE2Cと対潜ヘリ運用可能(拡大チャクリレベル)
スペイン空母でもインビンシブルでもタイプシップにすりゃいいのに、なんで
拡大縮小をかさねにゃならん?
>索敵機を撃墜できる6機程度の戦闘機って、意味がないとは思わない。
E-2Cで警戒して迎撃機出すのに、6機でどうローテ組むんだよ。
>どれだけ小さい船でE2Cが運用できるか?は前から論題になっていて
>最小で満載2万tクラス=空母蒼龍サイズって話だったと思う
発着艦以外何もできないから、4万トンのドゴールが最小、という話にし
かならなかったのは無視?
>右舷艦橋はアストリアスより後部にして、後部飛行甲板は左舷に張り出して、
艦橋構造物と一体になった煙突は無視?
ボイラー機械室推進軸推進器の配置を無視して、艦橋を自由にできるの
は煙路のいらない原子力推進艦だけだ。
J翼
ニュースの所に興味深いのあった
英国が空母で、F−35Bの着陸方法で
艦上ローリング垂直着陸(SRVL)とか言うのを研究するらしい
ファンを使いながら、ゆっくり着陸するのでワイヤーがいらず
ブレーキだけで止まれるらしい
武器搭載も多いまま着陸できる利点
短距離離陸の着陸版?
しょうゆこと・・・なんじゃない?
英国は、相変わらず空母革新の母だね
実現すればだけど
ついにF-35BはSTOVLでもなくただのSTOLになるのか
まぁ現実的には…
>>951 米式のLCSはとにかく単価が高過ぎるからダメなんだよ。
金満家米海軍さんもさすがにお財布は無制限じゃない。
できることなら、全ての水上艦船をタイコなりバークで揃えたいが、そんなお金も
人間もあるはずがないよねw
そこで、OHPまでの1軸推進のFF/FFGは中堅以下の海軍では主力艦だが、
米海軍においてはせいぜい戦闘機に毛が生えた程度の准消耗品扱いだったんだ。
帝國海軍で言う2等駆逐艦(雑木林)か海防艦ってところかな。
そして、ベトナム戦争以降、戦死/戦傷者の数が増えることは国内政治的に極めて
ヤバイという風潮が強まってきたよね?
オマケに冷戦時代のような大規模戦争は起こりにくくなってきた反面、テロやゲリラ
なんてかつての列強同士とは全く違うルールの戦闘形式がどんどん増えてきただろ?
米陸軍も重戦車+歩兵戦闘車+自走砲基幹の機甲/機械化師団が減って、ストライカー
戦闘旅団とか、そういう中〜軽装備の部隊が増えてきてる。
つまり、タイコやバークがMBTなら、LCSは良くてストライカー、下手すりゃ
スイス陸軍山岳部隊のマウンテンバイク(MTB)訳だw
我がJGSDFで言う、軽便安価な万能車輌リアカーか。(真面目な話)
そこで、最初のLCSのコンセプトは
1.テロリンボートやミサイル艇の襲撃から味方を守るため速力は45kt以上。
2.浅くて狭い沿岸部でも使え+小回りも効くこと。
3.大量損耗に耐えるために、最低限度の乗員で運用可能なこと。
4.この際、任務は対水上打撃戦(但し相手は雑魚がメイン)・対機雷戦・対潜戦
(こちらも雑魚がメイン)の単能艦でもいい。
5.その代わり仕事道具と運用要員は簡単に交換可能にすること。
この程度の【小型艇】を要求していたんだ。
973の続き
ところが、人間の欲には際限が無く、自分の命がかかってくる現場の軍人さん相手に、
あんまりムゴイことも言えないよね?
オマケにどこの国でも海軍さん(特に将校さん)ってのは妙に気位が高い。
どんどん要求水準が高くなり、気がつけば排水量の制限枠が無くなってた。
はい、これで基準排水量2000d超の【中型艦】の出来上がり。
そのくせ、できる仕事はデンマークの400d級高速艇に毛が生えた程度でしょ?
ま、航続距離や最高速度は大きくなった分だけいいんだけどね、それでも高い。
(自称)納税者の代弁者である議員さんが黙っているわけにはいかない。
米海軍でも持て余すようなそんな高級品を海自が導入できるとでも?
今北産業!(w
■溶融炭酸塩燃料電池は巡航機関/潜水艦機関技術革新のカギとなるだろうか?
性能比較
エネルギー効率 重量 容積
PEFC 39-42% 2.7-5.4kg/w 5-9立米/MW ⇒ドイツAIPはコレ
MCFC 40-55% 18.1-27.2kg/w 28-60立米/MW ⇒これが溶融炭酸塩
Diesel 31% 14.2kg/w 2.4立米/MW
ガスタ 26% 12.2kg/w 2.6立米/MW
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2002/00258/contents/018.htm 確かにドイツの選択したPEFCは小型軽量大出力なのだけれど三つ問題点がある
1)電極に白金を使う。高価すぎて、数万馬力の大きなAIPエンジンは作れない
2)エネルギー効率が低い。機関重量容積が小さくても、燃料や液体酸素タンクが
出力=速度の割りに重量容積が嵩み、電池の小型軽量を打ち消してしまう
3)一酸化炭素が混じった改質ガスが使えず、水素を使っている
A)水素タンクだと漏洩の危険
B)吸蔵合金だと高価で重い ⇒ドイツはコレでは?
C)膜分離だと装置がデカクなる
D)一酸化炭素焼却は確実ではない
一方で溶融炭酸塩型は
1)Dieselの1.5-2倍の機関熱効率55-60%=燃料1000t積むところが500-600tで済む
船の重量の4割はドンガラ、燃料は2割でドンガラに次ぐので、ペイロード増やせる
または長大な航続をエンジョイできる
2)白金使わないから1-2万馬力とかの大出力が作れる
ニッケルとステンレス・耐熱鋼が主要材料
3)一酸化炭素が混じっていてもよく灯油を改質したガスで動かせる
4)水上艦用はガスタと複合させると更に燃費がよく小型軽量になる
(潜水艦の場合は液体酸素使用で過給は必要ないのでガスタ複合
騒音は低騒音で65デシベル 普通で72-75デシベルのようだ
漢級の150デシベルは問題外としても、新型でも原潜は100デシベル前後では?
ドイツのポケット戦艦がDIESELで長大な航続を実現できたように
溶融炭酸塩燃料電池は、巡航用機関の技術革新となりうる可能性があるし
中国の港湾にいって、グアムまで中国原潜を追尾して、日本に帰ってくる
3000-4000km20ktで潜水しっぱなしの原潜みたいなAIPに手が届くかもしれない
CO2削減・分散電源で電力会社が研究投資した成果は、CO2削減=燃費向上/酸素節約
分散電源=船舶巡航機関相当の出力だから軍事に応用すべきだ
ブリ公やドイツ人が驚くような革新的な船を我々も作ってみようじゃないか(w
>>967 >北米航路の自動車運搬船かよ、どんだけ乾舷高くすれば気が済むんだ?
・ファンカルロスはギャラリーデッキ廃して乾舷押さえて二段格納庫
・下層は戦闘機/車両/SH/コンテナしか積まない前提で5.2mに抑える(JSF背が高すぎ・・)
>E-2Cで警戒して迎撃機出すのに、6機でどうローテ組むんだよ。
・チャクリは整備2/待機2/即応・滞空2で6機だな
>艦橋が後部って、艦橋構造物と一体になった煙突は無視?
・右舷の上下にガスタ設置すりゃ排気管は取り回せるよ(w
・ドック脇が「使いにくい狭い幅のスペース」として存在する
左右幅が狭いが上下幅取れば右舷艦底ガスタ1基分の排気管・熱交換器は通せそうだ
・左舷のガスタは 右舷艦橋に移してしまえば艦橋が後部でもなんとかなるだろ?
・電機推進と軽量なガスタだからこそ出来ることで、かつてのギア・スクリュー駆動の時代は
そんなレイアウトは不可能だったけどな
>>973 LCS400億円は5000tDD・750億円の半額ですが?
まー機関砲は陸自とベルトリンク50mm共同開発して、機関砲の後ろに
RAM/Mk41交換式モジュールつけたほうがいいと思いますけどね
エンジンもDIESELは燃料電池に取り替えて、ガスタは単発にするかわり廃熱タービンつけて
リチウムイオン電池載せて統合電機推進にしたいですが
人件費や燃費節減や稼働率向上になる投資は惜しくはない
てか、私はリアル航空主兵の人なんで
レーダーSAMなんて戦艦大和の三式弾や副砲の高角射撃と同じで
鉄砲屋は「これで敵機をばったばったと撃ち落し」っていうけど
航空攻撃の猛威の前には大和の副砲高角射撃ほども役に立たないじゃない?
鉄砲屋にカネは渡さず、戦闘機と早期警戒機や弾薬備蓄にカネ回せという意見(w
戦闘機と早期警戒機買わねばならんから鉄砲屋は赤外線SAMで我慢汁(w
4隻に1隻は艦砲リストラして空母船型のDDH/揚陸兼用艦に汁!
戦艦大和はムダムダムダあああ!
空母サイコー!!!
1)中露それぞれ1600機の陸上航空戦力勢力圏に突っ込めないのは
5000tDDもLCSも変わらない。米空軍大量来援まで水上艦は前線では使い物にならない
2)太平洋の真ん中でDDHと対潜護衛なら、太平洋の真ん中に
中露空軍の戦闘機が飛んでくるわけじゃないからレーダーSAMは要らない
3)船団護衛なら200人DDx8隻8機1600人より350人DDHx1+75人LCS575人でヘリ9機のほうが
省人員
「米空母とともに敵のフランカー行動圏内のオホーツク原潜聖域に突っ込んで
原潜狩り」とか、華々しいが航空脅威を舐めSAMを過信した夢は捨てて、
国民が望む地味な船団対潜護衛に専念して、人員とカネを潜水艦と戦闘機と
備蓄にまわすべき。
まー機関砲とVLS/RAMは同時に積めるようにしてヘリ甲板脇に新SSMの舷側VLS2-4欲しいが
拡大LCSで我慢すべきだんべ
200人ゆきとPGと地方隊MSCをLCSに統合代替すれば大幅に人員が浮く
中国が2020年に空母を配備すれば、8個の船団護衛4隻艦隊のそれぞれに
最低でも索敵機撃墜ミニ空母が8隻必要になって、空母・戦闘機代で
護衛艦に手か回らなくなるのなんて今から判りきっているから
きりやあめやなみの退役とともに徐々にLCSでリプレースするほかなくなる
2020年中国が空母保有しても、海自は「同予算・同人員で対応」する羽目になるから
デカイ上、PGやMSC削減に屁の役にも立たない大型DDを買えば、人手不足で泣く
はめになるだろ。砲雷長は欧州防空艦みたいな形の船でご満悦だろうが
地方隊は消滅同然になり、海外派遣で下っ端の疲労は限界になるだろ?
>大名行列が何故悪い
人手が足りないから、お義理派遣は最小限の人員で済ませたいから
だからやっぱり自衛隊がクーデター起こして憲法強行改正に徴兵制復活、核兵器保有とかしないと……まるで現代版2・26事件。
>>980 さして役に立ちそうにもないくせに、LCSってのはとてつもなく高いんだよ。
例えば、航続距離は16ktで航行しても、たった4000海里しかない。
高速性能(45ktくらいだったかな)を追求するために、とんでもない船体の形を
採用しているから、必然的に燃料タンクが非常に小さい。
そんなものを従来のDDの代わりに太平洋の真ん中で使おうとすると、補給艦を
たくさんお供につれていないととてもじゃないが、怖くって使えないよ。
補給作業中は一定の速度で直進しなきゃいけないから、行動が制約されるなんて
ものじゃない。無防備な丸裸状態が何度も何度も頻繁に発生する。
一方、君の言うような燃費改善施策を取ると、とんでもない金額になっちゃうよ。
それでなくても高い単価が更に跳ね上がり、19DDとの差がみるみる埋まっていく。
仮に19DDの2/3の価格で航続距離を延長することに成功したLCSが買えるように
なったと仮定してみよう。(実際は無理だろうけどね)
このLCSの対空・対潜・対水上打撃戦闘力はどれほどのレベルだ?
VSRもMFRも積めなきゃ、SAMもESSMも満足に撃てない。
積めば積んだで、ますます単価が騰がる。
VSRの仕事はE2Cが面倒見てくれるとしても、誰がそのE2Cを守るの?
E2Cを常時艦隊上空に上げるために必要なE2Cの数は?
丸裸のE2Cには下からSAM/短SAMで援護できなきゃ、戦闘機が必要だ。
4機のE2Cを各2機の戦闘機で守るだけでも最低でも8機が必要になる。
護衛専門ではなく、対空戦闘を積極的に行おうとすれば、最低でもその3倍は必要。
なんせ、艦隊には満足なSAMも短SAMも無いんだからね。
当然、新DDHにも対潜戦闘任務が課せられるから、対潜ヘリが必要。
そうなると最低でもシャルル・ドゴール程度のCV無しには運用できないよね?
人員減もできなきゃ、そんなHVUを裸で動かせないからお供が必要=大名行列。
あと、LCSがIRの短SAM≒RAM+機関砲で対空戦闘を凌ぐのは無謀。
空母艦載機が全部叩き落してくれる保障があるのかな?
もし、撃ち漏らしたASM/USMがあったら、誰がどうやって処分するの?
続き
PGの代わりに使おうにも高過ぎて、数が揃えられない。
250dのPGより航続距離は伸びるが、同じ金額で何隻のPGが買えると思う?
君の言う「1600機による激烈な空襲」でも、LCSだけは生き残れるのかな?
満足な自衛対空戦闘能力を艦船に持たせることを君は否定しているよね?
MSCもそうだ。
基準排水量2000dの掃海艇なんて、高過ぎて海自に買えるわけがない。
掃海艇の基本は地道な低速での定速・定針&きれいな変針や回頭の連続。
ウォータージェット推進のLCSでそんな器用なマネができるとでも?
船底に推進ポッドを吊る? 高くならないか?
百歩譲って、我が身を捨てた危険な掃海ではなく、比較的安全な掃討を専ら行う
ようにするとでも言うのなら、なお更、そんな大きな掃討艦を造る必要性がない。
拵える予算はどこにもない。
人間は少ないが、お金ならたくさんあるサウジアラビア海軍じゃないんだよw
>>大名行列が何故悪い
>人手が足りないから、お義理派遣は最小限の人員で済ませたいから
>お義理派遣は最小限の人員で済ませたいから
それ言ったら「たかがお義理派遣」のために「お義理派遣以外の任務の
パフォーマンスが低下してしまう装備」を導入するのは本末転倒でんがな。
もそっと論理的思考って奴を学べよ? それとも視野が狭すぎるのか・・・
>>984 たろちんは一度に一つのことしか考えられない。
鶴亀算をやっているうちに、答えとして何を求めれば良いのか忘れてしまうんだ。
>・ファンカルロスはギャラリーデッキ廃して乾舷押さえて二段格納庫
>・下層は戦闘機/車両/SH/コンテナしか積まない前提で5.2mに抑える(JSF背が高すぎ・・)
「下層にも航空機を積めば」と言ってスペイン空母を引き合いに出すバカが
航空機格納庫と車両甲板では高さが違うことを無視しておいて、改めて
「戦闘機/車両/SH/コンテナしか積まない」「高さ5.2m」って、何が言いたい?
もしかして積むだけで整備もできない甲板を「格納庫」と俺定義しているのか?
>・チャクリは整備2/待機2/即応・滞空2で6機だな
あれは空母じゃない。沖合警備ヘリコプター母艦だ。
>・電機推進と軽量なガスタだからこそ出来ることで、かつてのギア・スクリュー駆動の時代は
>そんなレイアウトは不可能だったけどな
じゃあその開発で10年くらい余分に必要だな。予算を執行して試験艦を
作って、運用実績を設計にフィードバックするんだから。
もしかして、980君はヘリにAEWの任務を任せようとしているのかな?
かの【必要は発明の母】を地で行くブリテン国ではEH101マリーンに小さな
固定翼を取り付けて、速力と上昇限度を改善しようとしてるがw
でもさ、しょせん回転翼機だから、改善されても固定翼機より効率悪いよ。
E2Cと比べたら、航空機としての能力は半分程度じゃないかな?
恒常的にE2CをON AIRさせるためには最低4機は必要だろ?(米空母がそうだ)
(おフランスでは3機でやってるけど、これはかなりキツイはずだよ。)
マリーンに置き換えてると、最低でも8機が必要になる計算だよね?
海自とインド海軍とではあまりにも周辺の条件が違い過ぎるからね。
これにまだ対潜ヘリも数機、載せなきゃいかんよね?
更に戦闘機もまとまった数(最低でも1個飛行隊12機程度)を載せようと
すると、誰がどう考えても16DDH換算で2〜3隻が必要になっちゃうよ。
君が言うように機関室の配置を従来の喫水線下の船体中央部から、場所を
選ばない統合電気推進式にして、上部構造物の中に収納しようとすると、
それはそれで甲板上に長大な建物ができちゃうね。
現在、最新鋭とされているWR−21やMT−30の出力と寸法を調べてごらん。
16DDH程度の船でも最低10万馬力は確保してあげなきゃダメだよ。
「並べて置くから床面積が大きくなる」から、「片舷で2層式」に重ねる?
幸い、舷側にはけっこうな空所ができるからね。(使いにくいけど)
ここは偉大な先人の発想を見習って、機械式の立体駐車場みたいな構造を取り入れてみてはどうか。
立体式の格納庫から次々とコスモタイガー・・・もといハリアーが飛び立っていくと。
987の続き
そうすると万が一、ASMを喰らったら、1発で機関室全壊の恐怖が(ry
一見無駄に見える両舷側の三角形の空所も防御という面から言えば、それはそれで
有効に機能してるんだけどさ。
言い忘れたけど、WWUの戦訓で缶室−機械室−缶室−機械室のシフト配置が有効なことは
松型駆逐艦でしっかり導入されて証明されているだろ?
同様に2基以上のガスタービンを装備するんだったら、相互にある程度の距離を
確保して置いた方が安心だとおじさんは思うんだけどなぁ。
もちろん上下ばかりか左右のバランスを取るためは、船底に大量のバラストを
敷かなきゃいけなくなって、当然排水量は増加する。
もちろん、その分だけ船体構造もしっかり造らなきゃいけなくなるよね。
どんどん排水量が増えていっちゃうよ。
これで飛行甲板の下に格納庫を2層に配置するんだろ?
AEWマリーンを積んで、しっかり重整備をするためには、最低でも格納庫の
高さは7mは必要だよ。数は増えちゃうけどSH60系にヘリを変更する?
それにしても戦闘機の分とあわせて、2層で最低でも12m以上は必要だね。
甲板高さで言えば約4層分、下手すると5層分だ。
各国の空母でギャラリーデッキなんてものがあるのは、搭乗員と整備員の居住区を
確保するためでもあるんだよね。
これを廃止しちゃうとなると、どこに居住区を置くの?
まさか、機関室跡地に詰め込むw
>>988 もし立体駐車場、もとい立体駐機場が故障したらどうするw
今月の軍研によれば米LCS、建造費5億ドルを現在超え最終的には6億ドルにも達する
そうだが。600億円だとしてあの程度の規模の艦がこの炎上ぶり。ズムウォルトと並んで
失敗を少数の実験建造として終わりそうではある。
23DDがもともと噂されたLGS、沿岸護衛艦構想の名称とともに語られず、19DDの路線から
それほど離れない艦になると言う話が出てきたのも、米LCSのイメージ崩壊に
よるものと思われる
992 :
緑装薬4 ◆8R14yKD1/k :2009/01/23(金) 02:39:19 ID:7eNI/8S5
>942
>戦術から意味を失わせ、戦争を単なるルーチンワークに変えてしまう。
意味不明なんだが・・・
別に好きで「戦術」やってるわけじゃあないだろ。
変な制約がなければないほど、戦術は楽になって戦い方も柔軟性を持てるわけだ。
理想の戦争は、安全確実なルーチンワークで敵を撃破できることだと思うがな。
>>991 LCS−1も同2も試験艦的な要素があるから高くなる要素があったにせよ、
別段立派なレーダーも射撃指揮装置も積んでいないよね。
仮に対潜・対機雷・対水上打撃の3組のモジュール込み価格でも高過ぎる。
対潜戦闘にしても、19DDとは言わないまでもあぶくま型と同じ能力を
求めようとすると、もっとコストが騰がるはず。
ヘリが使える点だけは、あぶくま型よりはるかにいいけどね。
たしか対水上打撃戦用のミサイルってのも、96マルチに毛が生えた程度の
ごくごくショボイ代物だったはずだよね。
(せいぜい、ゲリラやテロリンの武装ボートや自爆艇を相手にすることを
前提にしていたんだから当然なんだけど)
基準排水量2000d超の掃討艇が欲しいなんて言ったら、間違いなく財務省に
キチガイ扱いされちまう。
その前にそんな馬鹿げた要求を出す掃海屋さんがいないことを信じてるがw
結局、乗員数を除けば、地道に19DD作る方がコストパフォーマンスが
いいことになってしまうんだよね。残念ながら・・・
19DDは機雷の掃討艇としては使えないけどね。
それはそれと割り切って、専門の掃海艇なり、掃海艦を別途作る方が無難だ。
>たしか対水上打撃戦用のミサイルってのも、96マルチに毛が生えた程度の
>ごくごくショボイ代物だったはずだよね。
JCMが没ってヘルファイアになったが、これは射程、重量ともMPMSより小さい
ああすまん。艦載ヘリの武装じゃなくて艦の方のミサイルか。勘違いしてた。
NLOS-LS15連装だな
996 :
一尉:2009/01/23(金) 11:51:53 ID:???
戦闘ヘリで使うと良いかも。
>>911 >6億ドル
吹いたw
>>992 ルーチンワークを理想とできるか否かは多くを敵に負う問題であって我の兵器の問題じゃないんだよ。
もうちょっと読解力高めてからレスしてね。
ほ
あ、ごめん誤爆
けど1000は貰ってくね
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。