【T-34/KV】榴弾最強伝説【四号戦車】

このエントリーをはてなブックマークに追加
834名無し三等兵
で、その報告内容

「ドイツ軍戦車装甲板は調査の結果、現在の兵器局基準によると大体において申し分のないことを示した。
しかし、V-ノッチシャルピー衝撃テストによると、用いた熱処理はより厚い鋼板で低い靱性をもたらした。

イギリス軍によって行われた他のいくつかの調査で、ドイツの装甲の低い衝撃特性が多分焼入れの間の
不完全な硬化の結果であると述べ、同様にドイツの製造会社が用いる熱処理が焼戻し「非調質」鋼板で
成り立っていたかもしれないと報告した。

鋼板はブリネル硬度262-269に熱処理された、0.50%のカーボン、2%のクロミウム、0.14%のバナジウム型鋼
からできていた。
これはおそらく以前に調査した、バナジウムがより重要なモリブデンに代わるCr-Mo型の改訂である。

ドイツの製造会社は、焼割れに弱いだけでなく溶接の見地から望ましくない高炭素鋼を使用した。
高炭素鋼は特定の焼入性のために、少量の合金を必要とする。
しかし、低靱性を持っている非マルテンサイト変態の形成を妨ぐまで鋼板が十分に冷えなかったので、
焼入性が有効に使用されなかったことが判明した。

その上、鋼板は焼戻し処理の間、また更に脆化した。
結果として、高炭素組成の使用から生じるどんな利点も取り除かれた。」

誤訳があったらゴメン
835名無し三等兵:2009/07/04(土) 16:38:04 ID:???
アメリカでも、検査で焼戻し脆性の存る装甲板にとても頻繁に遭遇したとかで
製造上の問題みたいだ
イギリス軍も改善できると報告してるそうだし