シー・シェパード:無線飛行機で襲撃狙う 体当たり計画か
米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)が昨年2月、南極海で日本の調査捕鯨船団に妨害を
繰り返した事件で、SSは大型のラジコン飛行機での襲撃を計画していた疑いのあることが分かった。
薬品を積んでの体当たりなどを考えていたとみられる。警視庁公安部は18日、実行メンバーの
男3人の逮捕状を取り、SSによる妨害活動の全容解明を進める。
逮捕状が出たのは、いずれも米国籍のラルフ・クー(41)▽ジョナサン・バチェラー(30)▽英国籍の
ダニエル・ベバウィ(28)の3容疑者。国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配するが、シージャック
やテロ行為を念頭に置いた「海洋航行不法行為防止条約」の適用は初めて。
関係者によると、妨害行為のあった昨年2月12日、SSの船が海幸丸へ接近した際、旧日本軍の
「零戦」と似た塗装を施したラジコン飛行機2機を甲板に用意した。結局飛ばすことはなかったが、
船団側は今年の調査捕鯨では使用する可能性があるとみて警戒を強めていたという。
公安部の調べでは、クー容疑者らは昨年2月12日、調査捕鯨船団の目視専門船「海幸丸」に発煙筒を
投げ込み、ロープをスクリューに巻き付かせるなどして、船の航行を妨害した疑い。ロープはスクリューに
絡まり、スクリュー軸がゆがむなどしたという。
ttp://mainichi.jp/select/jiken/news/20080819k0000m040144000c.html _, ._
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