南アジアの軍事情勢〜インド軍などを語るスレ(4)

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21名無し三等兵
DROD部長がカヴェリの今後について答える
ttp://www.livemint.com/2008/08/19235347/In-aircraft-engine-development.html
カヴェリは開発開始から20年を経ているが、実用化に至っていない。この
たび、フランスのスネクマ社のエンジンコアを採用する改善型を開発する
ことが決定された。この経過についてのインタビュー。

問題点として推力不足が挙げられる。カヴェリは高度914mのバンガロールで
は、ドライ4600kg、AB/7000kg、海面高度ではドライ5000kg、AB/7500kgの推
力を発揮する。しかし、エンジンは400kg推力が不足しており、150kg重量オー
バーである。そして、耐久性についても、なお多くの試験を行う必要がある。
改善には5〜6年の期間が必要だが、空軍はこれ以上カヴェリの実用化を待
つわけには行かない。そのため、外国企業と協力してカヴェリを改善する事
が行われた。最終的にフランスのスネクマがパートナーに選択された。スネ
クマは「ECO」と名付けられたエンジンコアを持ってくる。フランス側のワーク
シェアは45%、インド側が55%で85%の生産がインド国内で行われる。エンジン
の機体搭載まで4年間の予定。

カヴェリ開発時点では、我々はエンジン開発の経験に乏しかった。各国では
最初にエンジンを選定して、次に航空機を開発する。我々も、LCAテジャスの
開発に当たって、国産エンジンを作るべきであると決定した。現在テジャスに
搭載されているアメリカ製エンジンはカヴェリのスペックに比べて劣っている。
カヴェリの開発で、我々はエンジン開発の技術基盤と能力を得ることに成功
した。これはカヴェリ開発をしなければ得られなかった物である。

カヴェリの今後について、カヴェリのエンジンコアは正常に作動する。しかし
推力不足のため戦闘機では使用されない。これはUCAV用に使用すること
が出来る。また、海軍向けと民間発電用にカヴェリをベースにしたガスター
ビン機関も開発した。