南雲忠一中将を再評価するスレ(呂)

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89GF長官
>>83の続き

さて、江草艦爆隊は兵装転換が早く済んだため先発したわけですが、
残された艦攻隊の方は、どうなったかと言いますと、

1500 江草艦爆隊発艦
1610「敵巡洋艦ハ『ケント型』ナリ 五航戦ハ艦攻・艦爆約半数ヲ以テ
     之ヲ攻撃セヨ」(南雲長官、艦攻隊に攻撃命令)
1625「攻撃隊ハ一七○○発艦
     攻撃目標 ケント型巡洋艦
     進撃針路ニ○○度 進出距離一五○浬」(1700発進を予令)
1656「大巡二隻沈没」(江草機より報告)
1657「発艦暫ク待テ」(第一待機)
1705「敵巡洋艦ノ南西方五○浬ニ進出スルモ敵ヲ見ズ」(利根水偵より)
1720「格納庫待機トナセ」(発進中止)

艦攻隊発進前に、英重巡沈没の報が入ったため攻撃中止となりました。

ここでひとつ。
1610「五航戦ハ艦攻・艦爆約半数ヲ以テ之ヲ攻撃セヨ」
艦攻隊は全力出撃ではなく、半数の兵力で発進する予定だった。
このように下令した南雲長官の意図を考えてみますと、

(A)敵は重巡二隻のみ
(B)艦爆隊が先に攻撃に向っている
(C)雷装復旧には時間がかかるので、半数にして早く発進させたい

特に(C)の理由だった場合、前スレ>>721の説が現実味を帯びてきます。
これは、再検討する必要がありますね。