>>65の続き
前スレ
>>553の解答が見つかりました。
(ミッドウェー海戦で、飛龍小林隊の艦爆18機のうち、6機が陸用爆弾装備
だったのは何故か)
同じく、『飛龍戦闘詳報』の戦訓に、
「九九式二十五番陸用爆弾ハ敵艦船ノ高角砲・機銃制圧上有効ナリト認ム
大巡・空母攻撃ニ際シ、各中隊ノ先頭ヨリ三機ハ、陸用爆弾ヲ使用セルニ、
弾着後ノ敵防空砲火ハ直チニ沈黙、爾後ノ爆撃ヲ容易ナラシメタリ。
雷爆同時攻撃ニ於テモ、艦爆隊ニ陸用爆弾ヲ使用セシムルコトハ、有効
ナルモノト認ム」
やはり、陸用爆弾の瞬発力により、敵艦の対空砲火を沈黙させることが
目的だったようです。
実際に、
4月5日(重巡二隻)の攻撃では、53機中16機が陸用爆弾
4月9日(ハーミス他)の攻撃では、85機中6機が陸用爆弾
となっています。
となると、艦船攻撃のみだった珊瑚海海戦でも使われたのかもしれません。
それにしても、4月5日の時点ですでに採用されているといことは、それ以前
に試す機会があったということですよね。
真珠湾攻撃ではないだろうし、何かの演習等で提案されたことなのかな。