南雲忠一中将を再評価するスレ(呂)

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530GF長官
>>528の続き

まず、4月5日のコロンボ空襲と異なるのは、第一次攻撃隊発進の約2時間前
偵察機を出している。この目的は、
(1)ツリンコマリの天候偵察
(2)港内の敵艦船偵察
と考えられます。

(1)コロンボ攻撃の際は悪天候が原因で戦果不十分となり、「兵装転換」
のきっかけとなった。
(2)前日に敵飛行艇に発見されているため、主要艦艇は港外に退避した
後かもしれない。
こんなところでしょうか。

次に、第一次攻撃隊の編成。
零戦と艦攻のみ。艦爆は含まれない、かなり思い切った編成です。
しかも艦攻は91機の全力出撃。

理由は記されていませんが、コロンボ空襲時は艦爆のみで英重巡二隻を
沈めることが出来たので、今回も艦爆隊を敵艦船攻撃に向わせる予定
だったのかもしれない。

しかし、当然ながら魚雷は使えないので、戦艦が出てきたらどうするつもり
だったのだろう・・・

第一次攻撃隊にしても艦攻のみなので、陸上施設に対しては水平爆撃に
なり、あまり命中率は期待できません。
数による面制圧を考えていたのでしょうか。