南雲忠一中将を再評価するスレ(呂)

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116GF長官
>>114の続き

とかく叩かれる、ミッドウェー海戦での南雲長官の指揮ですが、
では、どうすれば一番良かったのか。考えてみますと、この
「第二次攻撃隊の兵力を減らして、0700〜0713の間に発艦させる」
という方法しか思いつきませんでした。
この13分間こそ、日本側にとっての「ポイント・ラック」だったと考えます。

前スレ>>567でも述べましたが、南雲長官にとって、第二次攻撃隊(敵空母
攻撃)よりも、第一次攻撃隊収容の方が優先事項だったと思います。
この後、ミッドウェー島再空襲及び攻略部隊の上陸支援が控えている
からです。

となると、第二次攻撃隊発進は、第一次攻撃隊収容後0617〜0720の
間しかありません。この間敵空襲が途絶えるのは、0700〜0713の13
分間しかない。

これは本来ならば「戦術の愚策」であるはずの「戦力の逐次投入」が生み
出した結果です。
実戦は教科書通りにはいかないという典型例でしょう。
だいたい、逐次投入している時点で奇襲は成功しないはずなのに・・・

この案にしても、すべてを知っている後世の我々だからこそ考えられる
ことで、当の南雲長官にそれを求めるのは酷というものなのでは。