竹島、記述撤回以外の方法も 駐日韓国大使
【ソウル5日共同】新学習指導要領解説書への竹島(韓国名・独島)の記述に抗議し、一時帰国していた
権哲賢駐日韓国大使は5日、解説書への記述撤回ができなくても「他の道があるのではないか」と述べ、
日韓両国の信頼回復に向け、日本側に善処を求めた。具体的な方法については言及を避けた。
帰任直前にソウルの金浦空港で記者団に語った。
韓国側が、記述撤回要求一辺倒から柔軟姿勢に転換する考えを持っていることを示す狙いがあると
みられる。韓国政府高官が記述撤回に代わる別の措置を日本に求めたことは初めてとみられる。
9月をめどに予定される東京での日中韓首脳会談や福田康夫首相の訪韓に関しては、予定通り
行われるかどうか今は断言できないと述べた。
権大使は7月15日の帰国前後から「信頼関係が崩れた」「日本には帰りたくない」などと強硬な発言を
繰り返した。
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008080501000745.html