6カ国協議:米の思惑外れる 検証成果見込めず…外相会合
ttp://mainichi.jp/select/world/news/20080723k0000e030043000c.html 【ワシントン小松健一】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の非公式外相会合が23日夕、シンガポールで開催される。核計画申告の具体的な検証方法は確立されておらず、成果は望めない見込みだ。
外相会合を次の非核化プロセスにつなげ、6カ国協議を長期的な北東アジア安全保障機構へ発展させる弾みにしたいとの、当初の米国の思惑は外れることになりそうだ。
(ry)
ライス国務長官はこれまで外相会合の目的について、「非核化の次のステップと、6カ国協議の北東アジア安全保障機構への発展の可能性を協議したい」と語っていた。
しかし21日には「(シンガポールでの非公式外相)会合にあまり重きを置いていない」と期待値を下げ、「北朝鮮に義務履行を求める非常に強力なメッセージを送ることになる」といら立ちを募らせた。