>>504 大臣会見概要 平成20年7月22日(10時47分〜10時56分)
ttp://www.mod.go.jp/j/kisha/2008/07/22.html >Q:一部報道で、方面総監部を廃止、検討が浮上していると一部報道であったのですけれども、
>この事実関係と、それから方面総監を廃止する場合のメリットについてどのようにお考えかお聞かせください。
>
>A:この議論は随分昔からあるお話で、突然降って湧いたものではありません。
>ですから、例えば海上自衛隊の場合は、今年の3月に一部組織を変えましたが自衛艦隊というものがあります。
>航空自衛隊の場合には航空総隊というものがあるわけで、陸上自衛隊の場合には海、空と違った組織編制になっているということはご案内の通りです。
>そこをどのように考えるべきなのかということであり、陸には5つの総監部があるというメリットもあるでしょうが、
>「何で海と空がそうではなくて、陸だけそうなの」という議論もあるわけです。
>ですから繰り返しになりますが、これは突然降って湧いた話ではなく、私が防衛庁長官をしている時にもこの議論はありました。
>議論はありましたが、突き詰めてメリット、デメリットを明らかにして、維持するにしても変えるにしても「こうあるべきだ」ということまでやったものではありません。
>ですから今回、そのことを本当にきちんと突き詰めてみる必要があるのではないのだろうかと思います。
>そこにおいての大事なキーワードは「統合運用ということをする場合にどうなのだ」ということなのだろうと思っております。
>統合運用を行う場合に、この5個方面総監というものが、「メリットがあるな」ということであればそれはそういう話でしょうし、
>そこから考えたときに「そうではない」という議論があるとするならばそれはそういうことなのだと思います。
>このことについて今予断をもって方面総監部を廃止するとか、そういうことを申し上げるべき時期だとは思いません。
>ただこの議論は本当に突き詰めて行うべきものだと私は思っておりまして、今回の防衛省改革に直接リンクをするかどうかは別として、
>この議論については、一定の成案というか結論というか、それを得るべきものだと私は思います。