>>497 “アルミニウムのキャストじゃ、普通割れるんじゃね?”
鋳造=弱い、鍛造=強い、って思い込みは雨人特有のマーケ心理の問題だ罠w
http://www.olyarms.com/index.php?option=com_content&task=view&id=30&Itemid=42 実際問題、鋳造でも鍛造でも同じジュラルミン素材なら強度に大差はない。
ストーナー技師はAR10/15(M16)系のレシーバに、必要以上の強度が不要な設計としているし、
各所に強度を上げるためのリブを取り入れている。
AR10/15(M16)系はマイクロ・ロッキングラグがバレルの後端に付いて、閉鎖→開放時にかかる
巨大な圧力を支える構造になっているので、レシーバ自体には大した強度・硬度はいらない。
このマイクロ・ロッキングラグ閉鎖方式の利用で、鋼に比べれば同様に弱い素材であるエンプラを
使ったG36のような製品も作れるようになった。
AR10/15(M16)系はストーナー技師が試作した時から軽合金のダイキャスト製。
理由は歩留まり良好でトータルコストが削減できるため。
もともとM16が採用されたのも、低コストの対ベトコンゲリラ専用兵器としてであって、
相対的にデザインが優れていた点と、小口径高速弾のメリットが充分に認識された事から、
M14に完全に取って代わった。
切削加工のAR15(M16)系レシーバが出現したのは、ダイキャスト製法に要する初期投資(炉・金型)
が用意できないサードパーティ各社が、普及し始めたCNCマシンでカスタムパーツを製造する
ようになってから。
ストーナー技師は、同様のコンセプトながら違う素材(鋼板プレス+電気溶接)でAR18も作って
いたが、信頼性はこちらの方が高いにも関わらず米軍には採用されなかった。