南雲忠一中将を再評価するスレ(伊)

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845GF長官
>>844の続き

余談は続くよ、どこまでも・・・
どちらかと言えば、雷撃の方が好き。

敵戦艦の左後方より接近。ペラが海面を叩くくらいの高度を維持。
「チョイ右」「チョイ左」「ヨーソロ、ヨーソロ」と一人でつぶやきながら、
敵艦の未来位置を予測し、「用意、テー」と投下する。
見事機関部に命中させた時の満足感は、何ものにも代え難い。

『空母艦攻隊』(滝沢聖峰/作)に「南太平洋海戦」が出てきますが、
ホーネットへ向けて魚雷を投下した後、飛行甲板すれすれを通過し、
後席機銃員が水柱を確認して「命中!」と叫ぶ。
この場面が好きですねえ。

敵輪形陣内を避退する場合は高度を上げてはならない。
これは、同士討ちを恐れて対空砲火が鈍くなるのと、輪形陣内では、
敵戦闘機の襲撃はないというところから来ているのでしょう。

ミッドウェー海戦での米第8雷撃隊(TBD)の唯一の生き残りゲイ少尉の
回想によれば、蒼龍に向けて魚雷を投下した後、飛行甲板上を通過したが、
「艦橋で地団駄を踏んでいる艦長とおぼしき士官の姿が映った」
と言っています。
雷撃はまさに肉弾戦、日米に違いはないようです。

今は『IL-2』の動画等を見ますが、ため息が出るほどの美しさですね。