南雲忠一中将を再評価するスレ(伊)

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501GF長官
>>500の続き

「インド洋作戦編」にも関わらず、ここでミッドウェー海戦に触れるのは
以下の理由から。

ミッドウェー海戦で兵装転換を命じた時、南雲長官の頭の中には当然、
インド洋でのことがあったはず。にも関わらず、あえて換装を決意した
ということは、時間がかかることは承知の上で、それでもなんとかなる
だろうという目算が立っていたからだと思います。

結局その見込みは外れ、うまくいかなかったからこそ、三空母被弾に
つながるわけですが、その過程を無視して結果のみをとりあげ、まるで
南雲長官が何の勝算もなしに、その場の思いつきで兵装転換を命じた
かのように決め付けるのは早計と考えます。

>>497で「小説」を紹介したのも、同じ理由からです。
戦記ものを根拠に戦史を語るのは、ふさわしくないとは思いますが、
当時の雰囲気をつかむには最適と、本職は重宝しています。
たとえ著者が創作したものであろうと、会話文があると臨場感が出る
ので。

皆様には、赤城艦橋の南雲長官になりきって、考えて頂けると嬉しい
ですね。