米、26日にテロ支援国家解除 北朝鮮は核申告
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008062301000797.html 【北京23日共同】北朝鮮が、6カ国協議合意に基づく「すべての核計画申告」を26日に行い、これを受けて米国が同日中にテロ支援国家指定解除の手続きを取り、
対敵国通商法の適用除外を実施することが23日分かった。複数の6カ国協議筋が明らかにした。
高村正彦外相は京都で開かれる主要国(G8)外相会合のため来日するライス米国務長官と27日に会談、解除に慎重対応するようあらためて要請する方針だが、
この前に解除手続きが取られる見通しとなった。
協議筋によると、無能力化が進む寧辺の核施設の冷却塔爆破は27日に予定。爆破の様子は協議参加国の報道機関も現地で取材予定で、米国などは、
非核化進展を内外にアピールし、核廃棄に向けた次の段階の議論に拍車が掛かることを期待している。
6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補は23日、北京で同協議議長の中国の武大偉外務次官と会談後、「申告が提出されて、ほぼ同時に米国が(米朝)2国間の義務を果たす」と明言した。