共同開発で日中合意 東シナ海ガス田(共同通信 6/16)
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008061501000588.html 日中両政府は15日までに、東シナ海の天然ガス田開発問題に関して、
境界線問題は棚上げし共同開発することで最終合意した。
(1)日本側が主張する排他的経済水域(EEZ)の境界線「日中中間線」の中国側海域も共同開発の対象とする
(2)中国が既に単独開発している「白樺」(中国名・春暁)を含むガス田にも日本側が出資し一部権益を受ける
(3)利益は出資比率で配分する−などの条件で折り合った。日中外交筋が明らかにした。
両政府は週内にも正式発表する方針。
最大の懸案だったガス田問題の決着で、5月の首脳会談で合意した
「戦略的互恵関係の包括的推進」に弾みがつきそうだ。
日中外交筋によると、共同開発で合意したのは、「楠」(中国名・断橋)、
「翌檜」(同・龍井)などのガス田周辺海域。
外交ルートを通じて具体的な共同開発区域を設定し、双方の民間会社に
天然ガスの採掘を発注する。
2008/06/16 02:05 【共同通信】