【疑惑の濁流】議論封じ「遺棄化学兵器処理」突き進んだ歴代内閣の“奇妙”
発注者である内閣府の当事者能力の欠如と、政府の非公開主義により、聖域とされ
“利権化”してしまった中国大陸での遺棄化学兵器処理事業。
それが独占受注業者「PCI」グループの不正を誘発したが、そもそも事業はスタート前から
不可解な経緯をたどっていた。
関係者の証言などで明らかになった中国政府への100億超もの支出。
その詳細を、日本政府も業者も明かさない。
調べるほどに奇妙なのは、遺棄された兵器を処理する責任が真に日本にあるのか、
その法議論を封じ込んだまま1兆円事業に突き進んだ歴代内閣の姿勢である。
(以下略)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080608/crm0806081535011-n1.htm