みんす党ですが堂々巡りなさいませ

このエントリーをはてなブックマークに追加
606名無し三等兵


848 名前:無党派さん 投稿日:2008/06/07(土) 01:14 ID:R81spHQb
(中略)
アメリカの本音
(中略)
 かつて駐日大使モンデールはいった。
「尖閣をめぐって紛争があった場合? それは日米安保の範疇に入らない」
 ために日本は騒然となった。これを鎮めるためにホワイトハウスはモンデールを更迭した。
しかしこの発言は、アメリカのホンネがポロリと出たと見るべきだ。アメリカが日本のために核を使うことはない。
かつて日米安保の協議に来日した特使ダレスは、大統領トルーマンの指示を日本側に伝えた。
「アメリカは駐留の権利を求めるが、日本の安全を保障する義務は負わない。いつでも自由にわれわれの軍隊を引き揚げる」
 この指示は日米安保の核心を衝いている。条約の内実は当初からそんなものだった。
「何があろうが日本を守る、そんなことをいってくれるのはアメリカだけですよ」 
 と元首相・小泉純一郎はいったが、これを聞いたホワイトハウスは笑い合ったに違いない。
いわゆる「核の傘」は幻想だ。いずれ日本は核の選択を迫られる時がくる。(文中敬称略)
リベラルタイム6月号「永田町仄聞録」

堤堯
1961年、東京大学法学部卒。同年、文芸春秋入社。
「諸君!」、「文芸春秋」編集長、「週刊文春」編集局長、
三誌を束ねる第一編集局長、ついで出版総局長を歴任。
常務、常任顧問を経て退社。以後、新聞、雑誌に執筆活動を展開中