おはよう
○陸自の現状
・基本的に本州以南の陸自の装備は小銃など除いて70年代以前のものが主
・野戦重砲を半減(1200→600)
・戦車を半減(1200→600)、しかも装甲車に大砲を積んだだけの車輌が戦車の編成定数に含まれる
・対戦車ミサイルの9割を削減
・03式中距離地対空誘導弾の調達は最短で平成40年までかかるため、1965年に配備を始めた旧式をあと22年使う必要あり
・96式装甲兵員輸送車はおよそ300輌。73式とあわせてもたった600輌
・89式装甲戦闘車は調達打ち切り。総数70輌弱
・AH-1S後継はAH-64Dがポシャった時点で純減路線へ。予算が出てくる余地が無い
・12旅団は空中機動化のために虎の子の戦車大隊を解隊したがヘリ増強予算が出ず空中機動化頓挫→装甲車も無い軽歩兵旅団に変貌
・14旅団は実数歩兵5個中隊、戦車無しで4県にまたがる石油備蓄基地と港湾と橋梁と変電所と
主要道路と工業地帯と原発と複数の市街地を防衛する事を要求されている
・敵上陸船団迎撃の要である地対艦ミサイル連隊は、今後半減の予定
・広域制圧の切り札であるMLRSを99両全て廃止する予定
○空自の現状
・F-15Jの改修が予算不足で半数に減少
・F-Xの調達延期。現在の航空機調達予算ではマトモな数を調達する事は不可能。最悪2個飛行隊純減も
・XASM-3対艦ミサイルの開発予算が認められず開発が停滞
○海自の現状
・艦艇の建造予算が不足。退役ペースに新造が間に合わず自然に規模縮小するのは確実
・19DDは予算不足で能力を下げた廉価版の建造にスライド
・16DDHも予算不足でソナーなど一部の機能を低下させた
○総合
・5年連続で防衛費削減。現在防衛費はGDP比0.89%
・最近5年で5000億円削減が決定した