自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第61章
「もぉっ、曹長さんが『いけない』んですよ……?」
「確かに俺は君を抱いたよ。犯したさ。だがね……!」
「わたしをこんな風にしたの……曹長さんなんですよっ?」
「それについては許しは請わない。……だからくぱぁって開けない! 誘わない! 」
ああ、偵察の偽装のために娘の在校していた高校の制服のスカート穿かせるのでは無かった…! 男の前でスカートを持ち上げ、だだ濡れの
陰部を自分から開いて見せるような行為など、娘の父親が見てしまったならば迷わずこの私を殴り殺すに違いない。父親の最初の恋人は『娘』だ。
責任を取れと言われたら取らざるを得ないだろう。しかし、私のような中年男には、10代の娘の示す旺盛な性欲に応え『続ける』精力が無い。
しっかりした若い部下の隊員を紹介し、彼と交際するよう促しても、『曹長さんじゃなきゃ、わたし…駄目なんです…!』と皆の前で盛大に泣かれ
その晩、娘にこってり『搾り取られて』しまい、出発時刻に寝坊して危うく残置を喰らうところだった。…百戦錬磨の曹士の長たるこの私が、だ。
「一回抜いたら、ちゃんと落ち着いて引金を絞れると思うんです! だからぁ…」
「……君が俺を、ご褒美が欲しいのなら、しっかり風速と距離を測定するんだ。…いいね?」
「は…はいっ! 約束ですよ、約束ですからね曹長さんっ!」
やっと誘いかけるのをやめ、喜色満面の様子で慌ててモノキュラー(単眼鏡)を掴み、彼方を覗き込む娘の耳に、私は背後からそっと囁く。
すぐに尻を擦り付けて来る娘に、ゴリゴリと私の勃起したナニを当ててやると、甘い鼻にかかった声を上げるのが可愛い。
…万事が万事、この調子でアメとムチだ。……もっとも、ムチと言っても『お預け』宣言だけが私に出来る唯一の罰なのだが、寝込みを襲われて
しまうと抵抗出来なかったこともある。兎角、このように、若い娘の扱いは難しい。 …気付くなよぉ〜? 腐れエルフめ…。すぐに頭を柘榴にしてやる!
「距離、300、風速は南から北へ5メータ…ぁん… …! 我慢できなぁい! 今すぐ、今すぐほしいのぉ!」
「よしよし、だが今は駄目だ。狙撃が成功して、逃げて…味方陣地まで辿り着けたら、な」
今、私の攻撃意欲を減退させては意味が無い。生き残るためにも、欲望を達しては意味が無い。、もしこの戦争が終わり幸運にも互いに
生き残ることが出来れば……不肖、この私は『幼な妻』を迎えることになるかも知れない。……精々、『昼夜を問わず』仕事に励むとしよう。
「ああ…曹長さぁん! 曹長さぁん、せつなぃん、せつないのぉ! 曹長さんのおっきいの、今すぐくださいぃん! 」
ヤバイ、気付かれた! 雌のダークエルフがこちらを指差そうと慌てふためいている。しかし第一射で腕を吹き飛ばし、二射目で喉首に穴を
空け、三・四射目で下顎から上を柘榴にしてやる。…全 く 問 題 無 し 。今日も私の仕事は確実である。そして、この後の『夜のお仕事』も。
これだから戦争はやめられないのだ。