自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第61章
敵の包囲網が狭まり支援砲撃が続く中、守るべき街の住人達は人口の1/100までに落ち込んでいた。
陥落も近い。撤退命令が出ていたが、こんな状況下で撤退を敢行すれば待っているのは全滅だった。
何よりもこれまで支援してくれた街の住人に申し訳が立たない。各地でいくつもの師団が各個撃破され、
仕舞いにはゲリラと成り果てた正規軍崩れの集団を迎え入れてくれた街の最後を看取るのも、悪くは
無い気分にさせられる。荒れ果てた高層ビルの屋上に陣取ると、市街に侵入した敵の様子がよく見える。
くそったれのダークエルフどもが!
「曹長さん…。これが最後の弾薬です」
たった紙箱一つ分の7.62o弾。全部命中させても40人「しか」殺せない。どう足掻いても敗北は必須だ。
だが、逃げる所など何処にも無い。あるとすれば…? 「地上には存在しない楽園」にしか行き先は無い。
ふと見ると、紙箱を差し出す手が震えていた。手の主は知っている。今年で17に為る、世間が平和なら
ちょうど高校2年生の年頃だ。紺のリボンで纏めた長い黒髪が強風に吹かれ、その風下に居た私の鼻を
かすかに残ったボディソープの香りと、強烈なフェロモン臭がくすぐってくれる。狙撃に従事する人間には
優先的に入浴の機会が与えられてはいたが、最後に入ったのは3日前だ。
「ありがとう。もう…」
声が上擦るのが自分でも判る。伏射姿勢を取り続けていた私のの男根が励起して、涌き上がる性欲を
脳味噌に伝えてくる。化粧っ気の全く無い、五月の爽快な空を思わせるこの娘の屈託の無い明るさに、
延々と果ての無い狙撃を続ける私の心は確実に癒されていた。もう…逃げろ。心からそう言いたかった。
しかしもう、逃げる所など何処にも無い。またどこかで放たれた砲声が遠雷の如く響き渡る。ごく付近に
魔法、ファイアボールかエナジーボルトが着弾したのか、その衝撃でビルが震え、娘が脅える。
「きゃあっ! 」
紙箱を掴むはずの手元が狂ってしまい、娘の手首を掴んでしまう。…どうせこのままでは全員死ぬのだ。
逃げ果せた娘も、捕まってしまえば「尋問」と称して敵にボロ雑巾のように扱われるに違いない。現に街の
彼方此方の物陰で、女の悲痛な叫びが聞こえて来ない時は無い。だったら…いっその事…この私が…!
ついに劣情に陥落した私は、掴んだ娘の手首を強く引き寄せた。呆気なくバランスを失い娘が倒れ込む。
即座に私は娘の着ていた制服のブラウスの襟に手を掛け、ボタンを弾け飛ばさせながら一気に引き裂いた。
「や、やめてくださいっ! なにするんですか、曹長さんっ! 」
娘は血の気が引いた顔を恐怖で引き攣らせ、腕や足で迫る私の身体を押しのけようと必死に抵抗するが、
狡猾かつ強靭な男にはただの気の効いたスパイスにしか感じなかった。娘の細い両手首を一まとめにして
片手で娘の頭の上で押さえ込み、口と残った右腕で服を剥いで行く。薄い青色のブラジャーはフロントホック。
ぷるん、と目の前で揺れる。たまらず胸に吸い付き、口一杯に肉を頬張り、舌で舐め転がす。
「いや、いや、嫌ぁぁぁぁぁっ! 」
娘の抵抗は止まない。…今の私には「だが、それがいい」。兵士たる己が、死んでも守る筈の者を汚す背徳。
娘の抵抗が続く事で生まれた征服欲。娘は今も肌を焼く私の荒い鼻息に身をよじらせ、清らかな涙を流して、
乱暴する私に哀願している。私の脳裏にこれまでの出来事が去来する。二人で星空を見上げた事、娘と二人で
大雑把な砲撃を食らい続ける狙撃ポイントを脱出した事、戻りたくないと駄々を捏ねる娘とともに毛布にくるまり
眠った事…。そのどれもが大切な思い出だった。スカートのホックを外して、口に吸い込んだ乳房に歯を立てる。
「痛っ!? 」
娘が痛みに腰を浮かせた隙に、一気に引き下ろした。私は乳房から口を離し、娘の着衣の状況を確認する。
娘の白磁のようなすべらかな太腿が、獣欲に狂った私の目を眩しく焼いた。体勢を変えた私は、まだ両足を
ばたつかせ抵抗する娘の太腿の上に跨って、軽く体重を掛ける。泣き顔が美しい女は美人の証明だと聞くが、
この娘も例外では無かった。下唇を噛み、首を左右に振って痛みを堪える様が痛々しいが、「だがそれがいい」。
「やめて…やめてよぉ…曹長さぁん…」
私は娘の呼びかけに敢えて答えなかった。答えてしまえばそこで「終わり」だ。娘は二度と私に近寄る事はあるまい。
娘の手首を一まとめにして握った左手に力を軽く込め、それを返事の代わりにする。娘のブラジャーと同色である青い
ショーツ越しに、私のトリガーを絞るだけの筈だった右手が娘の秘所を乱雑ににもてあそぶ。…当然湿り気など無い。
純然たる恐怖のためだ。性器が正常位に適した「上付き」だった事が、娘にとってはさらなる不幸だった。
「お願い…やめて…っ!? 」
私は無言で迷彩服の下衣のボタンを外し、下着の合わせから勃起した男根をまろび出させる。亀頭が赤黒く沈色した
肉塊が、娘に息を呑ませ、目を見張らせ、その外観のおぞましさにすぐに目を背けさせた。やや場違いな娘の含羞の
表情が、私の心に幾許(いくばく)かの可笑しみをもたらした。…身体のバネを使った反動で、私を跳ね除けようとする
娘の抵抗はまだ止まない。私の熱くたぎった欲棒を、娘の引き締まった下腹に擦り付けてやる。
「…何? なんなのこの熱くて堅いの…? まさか…曹長さんの…×××…?! いやっ、いや、嫌ぁーっ!」
胴体をのたうたせ、離れようとする娘にさらに押し付けてやる。嫌がる女の顔を見て喜ぶのは、中学生以来の事だ。
全く、いい啼き声を上げる娘だ。こんな可愛い声を出せば、男がさらに興奮の度を強め、昂ぶるのは想像の外なのだ。
ふと、娘と目が合ってしまう。涙に濡れた大きな目。頬をつたう大粒の涙。私は心を揺さぶる衝動に耐え切れず、目尻に
溜まった涙に口を付け、吸った。娘の抵抗が一瞬だけ、止んだ。これは好機! 腰浮かせ、ショーツずらし、肉棒固定!
目標良し、突撃に…突撃っ!
「い…あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ! 」
ううっ、この痛いくらいの喰い締め…! …これまで経験した事の無い強烈な膣の締め付けが、私の分身を襲った。
心地良いとか感じる間も無く、私は腰をスラストさせる。娘がどう感じるかなど心の余裕は無かった。私はひたすら己の
射精欲求を満たさんがため、本能の命じるまま無慈悲に娘を突き続けた。
「っ! っ! っ! っ! 抜いて、抜いて、抜いてぇぇぇぇぇ! 」
目をぎゅっと閉じ、涙を流し、娘は私の肉棒を受け止めていた。声に為らない叫びとはこの事だろう。呻(うめ)き声より
高く、叫びと言うにはボリュームが無い。だが、その表情が私の劣情をさらに加速させる。もっと…もっと泣かせて見たい。
私は右手を結合部に差し入れ、触れて見る。纏わりつく液体を嗅ぐ。もうとっくに嗅ぎ慣れた臭いが鼻についた。血の臭い。
娘の鼻先に突き出してやる。目を開いた娘は肉槍が自らを容赦なく裂く痛みの中でも、悲しげに眉をひそめた。
「やめて…こんなの…いやっ…! アぐッ、あああああッ、いた、あっ! 」
背ける顔を右手で正面に戻す。破瓜の血が娘の頬を汚した。背筋がぞくぞくする背徳感が私の腰の運動を加速させる。
喰い締めはきついが、娘の本能が無慈悲な侵入者を扱う術をようやく心得て来たのか、膣内の締め付けに微妙な緩急が
生まれていた。自己処理で抜いたのは3日前とは言え、久し振りの女はやはり、いい。・・・娘の嫌がる顔が、見たくなった。
「中に出してやる…俺の子を…孕め」
「やあ、やだっそんな、そんなの、いや、抜いて、抜いてェ! 」
「抜いて…やるさぁっ! 」
「あ、あついいいいいいいいいいいい! いやああああああああああああああああああああ! 」
娘の拒否する反応を肴にして、私は娘の最奥に精をぶちまけた。ニ撃、三撃、四撃と、肉槍の中を液弾が通過するたびに
快感が脊椎を通り、大脳を焼いて行く。身体を起こすと、娘のなめらかな下腹が私の肉棒の形に盛り上がっていた。悪戯心が
生まれ、私は腹筋を使い挿入した肉塊を痙攣させてやると、下腹もそれにつれて動き、娘も痙攣する。まだだ、まだ足りない。
放出を終えてもまだ硬度を保ち続ける我が愚息に休息を与えまいと、さらに私は娘の膣内を擦る作業に戻る。私が動くにつれて
娘の破瓜の血と精液が交じり合った液体が漏れ出て来る。肉棒のカリは元来、他の男の精液を掻き出すためについているのだ。
「君には悪いが……死ぬ前に、俺が生きて、ここに居たことを誰かに覚えていて欲しかったんだ……」
若干動きやすくなった娘の膣内を、私は今度はゆっくりと楽しんだ。嗚咽をこらえる娘の唇を塞ぎ、無理に舌を捻(ね)じ込んでやる。
私は今度は娘に肉棒の「カタチ」をじっくりと覚えさせてやるつもりでいた。食い縛る娘の前歯をゆっくりと舌でねぶる。…最高だ!
「ん…ふぅん…。 今度はもっと…ちゃんとやさしくしてください……曹長さん」
「……聞く耳持たんね。…何せお互い、時間に余裕が無い者同士だ」
この世にもう行く所など無いのなら、せめて生きている今だけは、この地上の楽園を楽しむとしよう。