カナダで発行している「漢和防務評論」誌によると、2007年にサウジアラビア
陸軍が中国からPLZ-45 155mm自走榴弾砲を調達していたとのこと。
PLZ-45の輸出はクウェートに続いて2カ国目。
サウジアラビア陸軍で中国製兵器が採用されたのは今回が初。(陸軍に限
らなければ、1980年代にDF-3通常弾頭型を輸出したことはある。)
これに続いて今年中には、パキスタンがサウジアラビアに中パ共同開発
のアル・ハーリド戦車を持ち込んで採用を目指した実地試験を行うとの事。
AMX-30Sの後釜を狙う。
サウジのAMX-30Sの就役数は300両。この内、150両についてはロシアの
T-90を調達することが決定している。アル・ハーリドが採用されれば150両
の購入が行われると見られる。