ここだけ10年進んでいるスレ@軍板

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111,エノク書
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%8E%E3%82%AF%E6%9B%B8 エノク書

http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/min/1007575821/72-79
>>61-62

「二人の顔は輝く太陽、両眼は燃える灯明のようで、口からは火がほとばしり、衣服から
は泡が広がり、両手は黄金の翼のようで、その足は紫、両手は雪よりも白かった。」

これは、ノアの曽祖父であるエノクが目撃した二人の天使の様子である。彼らはエノクを天に上
げた。エノクはいう。
「そこで彼等は極めて大きな海を見せてくれた。私が済む内海よりもはるかに大きな海だった」
エノクは中東人なので、内海というのは地中海の事だろう。それよりもはるかに大きな海とい
うのは大西洋か、プラトンのいう「真の海」のことかもしれない。

エノクはたび立つ前に、自分を探すなと息子たちに言い残す。これはつまり、その目的地が天
上ではなくて地上であるということだ。彼の連れて行かれる場所は、「闇のまったく無い光」
に満ちた場所で、「雪と氷」に覆われ、「地の果て」にある。エノクは大洪水以前の人間なので、
これは破滅の到来以前の神々の故郷を描写した希少な記録である。彼は「天」に達したと
告げられるが、地質学者クリスティアン・オブライエンによれば、この「天」とは「高地」と訳される
べきものであるという。

この地球上で、この描写に適合する場所は一つしかない。地球上で最も標高の高い大陸で
あり、なつには日の没する事の無い極地である南極だ。天使たちがエノクを連れて行った「
天」とは、アトランティスの別名なのだろうか?そしてそれはまた、南極の別名でもあるのだろう
か?

「エノク書」は821年、ヘブライ学者のリチャード・ローレンスによって、初めて英訳された。一般に
この書は、旧約聖書「創世記」第6章の1節-―「神の子ら(天使たち)は、人の娘たちが
美しいのを見て、おのおの選んだ物を妻にした。、、、当時もその後も、地上にはネフィリムがい
た。これは、神の子らが人の娘たちの所に入って生ませたものであり、大昔の名高い英雄
たちであった」――から派生したと言われえる。つまり「エノク書」は聖書のこのエピソードを
詳細、かつ長大に語るものなのだ。
112,エノク書:2008/06/16(月) 18:34:30 ID:???
実は、その天使は、天、光りの盗人で、悪魔に由来する天国へのモグリのヤミ系であると以下の

記述により明らかとなる、、、。

113,エノク書:2008/06/16(月) 19:02:58 ID:???

どうやらエノクの父のイエレドの時代に、「見張りの天使」と呼ばれる200人の堕天子がヘルモン
山の頂上(標高9000フィート)に降り立ち、人間の娘たちとスックスするために平地を目指し
たらしい。エノクによれば、「みはりの天使」たちは人間の娘たちを床に引きずり込み、「巨人
たち」を生ませた。彼等は人間を「貪り食い」、血を好んだ。この話を文字通りに解釈する
なら、見張りの天使たちの子孫は凶暴かつ戦争好きだったと言う事だろう。

また見張りの天使たちは、男には金属を精錬して武器を作る方法を教え、また女たちには
宝石などで着飾ったり化粧をしたりして男を誘惑する事を教えた。また、妖術や儀式魔術
を教えたのも彼らである。この話から解るのは、恐らく当時の部族文明においては、女性
は子育てと家事労働だけに毎日従事させられていたということだ。見張りの天使たちは、
楽しみのためのセックスと、人生を楽しむ術を彼女たちに教えたのだ。また彼等は、望まない
妊娠を堕胎する方法も教えた。

堕天使である「見張りの天使たち」は、単に脱胎だけを教えたというわけではない。ある
ものは天文学を教え、あるものは占星学を、あるものは、魔術に対抗する方法を、あるも
のは雲、太陽、月、大地の知識を教えた。にもかかわらず、神は彼らを罰する事を決意し、
自らの手下である「見張りの天使たち」を送り込んだ―-ガブリエル、ラファエル、ウリエルと言った連
中である(神の手下の中にも「見張りの天使たち」が居たと言う事実は、すべての「見張
りの天使たち」が必ずしも堕天使であったわけではないことを示している)。

堕天使たちは狩り立てられ、投獄された(旧約聖書の神は、如何なる暴君をも顔色なから
しむほどに無慈悲である)。「エノク書」のスペシャリストであるアンドリュー・コリンズによれば、
彼らが投獄された場所は、彼らが地上に降りた場所であるヘルモン山の近くだったと言う。
114,エノク書:2008/06/16(月) 19:18:26 ID:???

そこで神は、大洪水を起こして地上を浄化する事を決意した。その際に、唯一生き残った
のがノアとその家族である。エノクの息子にメトシェラというのがいて、その息子がラメク。このラ
メクの妻が産んだ子がノアである。この子を見て、ラメクは衝撃を受けた。ノアの皮膚の色が、
通常の住民のように浅黒くなく、もっと北の人間のように純白でバラ色だったからである。
髪もまた白く、目は部屋を照らし出すかのように美しかった。

ラメクは父メトシェラに言った。
「妙な子が生まれたよ、人間と言うより、天使の子のような、、、」
ラメクは、この子の真の父は見張りの天使なのではないかと疑っていた。だがこのとき、遠く
の国(死海文書では、天国)に行っていた祖父エノクが、この子は確かにラメクの子であり、ノ
アと名づけなさい、と述べた。

さらにエノクは、未来を予言して言った。世界はまもなく大洪水によって滅びる。大地は水に
覆われる。だがノアとその子孫は救われ、新たな人類の祖先となる、と。

だがこの話は一抹の疑念を抱かせる。もしかしたらエノクは、メトシェラを騙していたのではない
だろうか。そして未来に生き残る新たな人類は、堕天子の血を受け継ぐもの達ではないの
だろうか、、、、。