【An】ロシア製軍用機総合スレッド 4【Mi】

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905名無し三等兵
http://www.flightglobal.com/articles/2009/08/20/331265/russia-signs-2.5-billion-deal-for-64-sukhoi-fighters.html
ロシアはスホーイに64機の戦闘機を発注すると共に、ミグに4億7000万ドルの資
金注入を行う可能性を示唆。ただし、航空宇宙産業の経営者にはこれ以上の金
融的な救済措置が採られるとは思わないようにと警告した。

MAKSでロシア空軍とスホーイ、国防省による協同記者会見が行われ、その席で
明らかにされた。スホーイとの契約総額は25億ドルになる。内容は>>904と同じ。
これだけ大規模な戦闘機調達は2008年から開始された装備調達計画の変更が
さらに拡大されたもの。冷戦終了後、ロシア空軍は年間6機以上の戦闘機の発
注を行ってこなかったが、2008年にはSu-34×32機を12億5000万ドルで発注した。

RSKミグに対しては、アルジェリアからキャンセルされたMiG-29SMT×34機を5億
3300万ドルでロシア空軍が購入することで同意した。RSKミグはその後、合資会
社ユナイテッド・エアクラフト社の傘下に入りスホーイと経営統合された。ロシア
は昨年RSKミグに対して支払い能力を維持するために4億7000万ドルを供給した
が、同等の額を供給する必要が今年も生じるかもしれないことをプーチン首相が
8月18日に述べている。ロシア政府はスホーイに対しても追加の資本金として1億
ドルを提供するであろうとプーチン首相は語った。

第五世代戦闘機PAK-FAが2020年以降運用可能となるまで、スホーイとRSKミグ
は2015年以降までSu-35とMiG-35の発注の拡大を望んでいる。プーチン首相は
PAK-FAは優先度の高い事業であるとしたが、ロシアの航空宇宙産業が国際市
場での競争力を失いつつあることについては批判を行った。ユナイテッド・エアク
ラフト社の現在の債務は37億6000万ドルに上り、中心的でない資産を売却する
ことで資金の保有額を増やすという産業界の約束は果たされなかったと首相は
述べた。

首相は、企業や経営者のミスに対して、国が際限なく損失を補ってくれるというの
は錯覚であると警告した。