【An】ロシア製軍用機総合スレッド 4【Mi】

このエントリーをはてなブックマークに追加
809名無し三等兵
ロシア空軍輸送機部隊近代化計画
ttp://en.rian.ru/russia/20090529/155120339.html
ロシア空軍のViktor Kachalkin中将は、新型輸送機の調達を2012年から開始
し、既存のIL-76やAn-22、An-124も近代化改装を受けて20〜30年現役に留
まるとの見通しを明らかにした。

現在、ロシア空軍はAn-12 Cub, An-72 Coaler, An-22 Cock, An-124 Condor
Il-76など約300機の輸送機を保有しているが多くは1960〜70年代に就役を開
始した機体で、安全面や騒音や郊外の対策において旧式である。

小型輸送機では設計段階であるがIL-112Vが選択されている。中型輸送機で
はインドと共同開発を行うMTA(多用途輸送機)を3〜4年で実用化の計画。さら
にウクライナと共同開発中のAn-70も必要とされる。

中将は新型機の導入だけでは、軍の高い機動性を発揮するための必要を満た
すだけの輸送力を得るには十分では無いとして、既存の輸送機も近代化により
20〜30年就役期間を延長されるべきであるとした。

中将はIL-76とAn-124のエンジンやアビオニクスをアップグレードする大幅な近
代化について触れた。空軍では2002年にIL-76MDの近代化を開始したが、その
スピードは緩やかである。計画では12機のIL-76が2010年までにIL-76MD-90に
近代化される予定。An-124とその近代化型An-124-100は空軍の大形輸送機と
して残存する。